ちょっと気になる事があったので書いてみます。
これが先日嫁いできたBlackburst Pilot Run #1です。
シリアル・ナンバーはPilot Runの為、Historic Serialがふられています。
因みにナンバーは“942413”
これは最初の1桁目【9】がリシューの元になっているモデルの製造年で、これは59年のリシューを意味しています。
2桁目【4】は実際の製造年で、これは2014年に製作されたギターという意味。
そして、3~6桁目【2413】は通し番号になっており、2413本目に製作されたという事になります。
という事はこのギターは’59年リシューの2014年に製造された2413本目という事ですね。
で、気になった事というのは次の画像を見て下さい。
左のはCC #34のナンバーは“024”。付属の塗装前のHistoricのシリアル・ナンバーは“941590”。
右のはCC #34のナンバーは“100”(因みに#34は100本限定)のもの。付属の塗装前のHistoricのシリアル・ナンバーは“942009”。
シリアル・ナンバーだけ見ると“024”は2014年の1590本目、“100”は2014年の2009本目のギターを用いて作られたという事になります。
で、小生の所有しているギターは2413本目・・・( ゚д゚)ポカーン
更に検索するとこんなのも発見しました。
CC #34のナンバーは"077"、付属の塗装前は"942506"で2506本目。
Pilot Runは量産を本格的にスタートする前に、量産化された試作を生産する意味。
ということは、わざわざPilot Runを作る前にCC #34用に100+α本分確保していたって事になります。
普通想像する製作の流れは、
Pilot Run用のHistoric作製、Pilot Run製作
↓
仕様OK
↓
CC用のHistoric作製、CC製作
だと思ってたけど、実際の流れは……
製作されたHistoricの中からCC用に確保
↓
Pilot Run用をその中からランダムに選び製作
↓
仕様OK
↓
確保済みを使用してCC作製
って感じでしょうか。
これだと、試作したのはオーバー塗装とエイジド加工具合だけって事かな?
それにしても、なんか逆に面倒くさい作り方してるなぁ(^_^;)
途中でギターの仕様変更とかあった時を考えてないのかな?なんて思ってみたり……
小生のギター自体満足しているので、別にどういう順番で製作してるかなんて別に問題じゃないんだけど、ちょっと気になったんで想像してみました(^^ゞ