デンマークに工房を構えるEMMA。その中でも一番人気のあるReezaFRATzitz がバージョンアップし、TONEのツマミがLowとHighに別れ、より音作りの幅が広がった本機。
他にも新たに《UNTRUE BYPASS》というサーキットを備えています。
それでは各種のインプレをばノシ
・Bias ・・・ マニュアルには左に回せばClassB、右に回せばClassAという真空管の特性をシミュレートしてますとありますが、小生としては左に回せば6L6管、右に回せばEL34管っぽいニュアンスが出せると感じるんですよね。
というのも、左に回すと低音・高音が持ち上がり中音が下がる、右に回すと逆に中音が持ち上がり低音・高音が下がるからなんです。
これが丁度6L6管とEL34管の特性と同じなんで、そういう風に捉えて音作りしたほうが簡単に自分の好みのサウンドに設定し易いです。
・Low / High ・・・ これはとても利きが良いですね。ちょっと動かすだけで音の出方が変わるので、より細かく設定を追い込む事が可能。
また両者ともMin / Max辺りから1〜2位は急激に音が変化するので、思い切ったカットやブーストも簡単に作れますよ。
・Gain ・・・ かなりのハイゲインからほぼクリーンまで変化するので、色んなジャンルに対応可能。
歪み方は粒が粗っぽいけど、そこら辺のエフェクターとはちょっと違い、巷で人気のアンプライクの歪みに似て結構太いです。ですので、JC-120などのトランジスタアンプしかない所でもコレさえ繋げばチューブアンプっぽい歪みが出せますよ。
ただ普通にチューブアンプに繋いでもReezaFRATzitz Ⅱの個性は失われないのは流石の一言。
・ノイズ ・・・ これはかなり多めですね。まあGainを半分までしか上げないなら問題はないんですが、小生みたいに3時以降辺りまで上げたいのであれば、ノイズゲートは必須です(^^;
とまあ、非常に簡単なインプレでしたがいかがだったでしょうか?
ReezaFRATzitzを更に使いやすくしただけのバージョンアップだったので、以前からReezaFRATzitzが欲しかった人や現在使用中の人にも受け入れやすいFXだと思います。
ただ上記したようにノイズの多さだけは残念ですね。特に直前まで使ってたDOMINATORのノイズが少なかっただけに余計に気になる部分だなぁ(-。-;)
ともあれ、音質的には好みにドンズバだったんで、末永く使っていこうと思っておりますよ(*^_^*)
肝心の《UNTRUE BYPASS》が以前の《TRUE BYPASS》に比べどう変わったかはバージョンアップ前のを使用した事がないので比較できないのが心残りです・・・(>_<)
欲しい!!
こうなったら
私も
おぉ!
無題
実は
そうだったんですね(^^;
無題
R Ⅱ 届く
インプレ感謝♪
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