前作『Journey without a map』が思いの外心に突き刺さったので、今作の『Journey without a map Ⅱ』も迷わず購入しました!
TAKUROがインストアルバムを作るきっかけになったTAKが今作もプロデューサーで参加。
前作よりもギターサウンドがよりTAKに近づいたなぁと感じましたが、それもそのはず、DVDの制作現場を見ると、FATのエフェクターにTAK WAHと足元機材がモロなんですね。
前作はどちらかというとアンプ直のサウンドでしたが、今作はエフェクターのエッセンスが強く、よりTAKサウンドに近く感じられたのかなと思ってます。
まぁ、実際にTAKが弾いた音に近づくようにTAKUROが苦慮してた部分も写ってたし、音が似てくるのもさもありなん。
今作は前作同様JAZZテイストが強い作品ですが、トランペットが入る事でより男の哀愁が漂う印象になってますね。
使用ギターもオール・ギブソン・ヴィンテージで垂涎もの。
しっとりとした空気にギターやピアノ、ベース、ドラムが混じり、ちょっとした小さいハコで聴いてるように感じてきます。
実際に音の位置も工夫されて、2作目にしてより自分が表現したい空間を醸し出してる作品ですね。
個人的にはGLAYよりもソロ作品がTAKUROらしさが出てるし、ギターを歌わせるメロディーも秀逸でこちらの路線で今後も作品をバンバン作ってもらいたいです。
本当は福岡であるライブに行きたかったけど、諸事情で行けなくなったのでLIVEを円盤にしてくれないかなぁ~と。
本音を言えば、前作と合わせたオフィシャル・スコアを熱望してます。
4/30に発売された松本さんのソロアルバム【New Horizon】
購入してからずっとヘヴィーローテーションで聴きいっております。
初聴した時はあんまり良いイメージが湧かなかったものの、2度3度と繰り返し聴いていくうちに段々とそのアルバムの良さに気づき、今では一番のお気に入り♪
今作品はニューシグネチャーギターであるTak Firebirdと、先のライブでも弾いていた58年のReissue Les Paulの2つを主に使用し、Tak D.C.は全く使用していないとのこと。
確かにD.C.では再現できない豊かなクリーントーンが随所に目立ちます。
ただ個人的にはどうせならTak Burstも使って欲しかったなぁ。。。。
今回はかなり楽曲の雰囲気が変わっているため、好き嫌いがはっきり別れる作品だと思います。
特に中でも意見が分かれているのが、RainとBlack Jackの2曲なんですが小生はアルバムVer.が一番しっくりきてお気に入りです♪
他にもIsland of Peaceは松本さんがおっしゃっていた『平和の島=ハワイ』のイメージ通りハワイアンのような心地良い雰囲気を堪能できるし、Reason to be…やShattered Glassでは心地良いトーンやメロディーを堪能できます。
中でも一番のお気に入りは学生街の喫茶店ですね。
元々独特な雰囲気のあるメロディーが特徴的な曲で好きな楽曲だったんですが、それを松本さんのギターが歌うことによって更にグッと世界観が引き立っています。
今回はTak Firebirdを使用してますが、ネックやヘッドシェイプ、ピックアップまでも今までのシグネチャーと同様なので、音の傾向は以前のシグネチャーと似たような感じなので、聴いていても違和感は全くありません。
確かにクリーンはかなり太くなりましたが、それよりも(作品が作品なだけに)より一音一音を大切に弾いているのが印象的でした。
小生もこういう世界観が似合う大人にならなきゃな。
これからもTake Your Pickと共に、ずっと大切にしていきたいアルバムです。