10日に手元に届いてから何かと手に触れてはニヤニヤする気持ち悪い日々を過ごしておりますが、アンプを通して弾いた時に気になる高音域を対処すべく簡単なmod.を決意しました。
Narrowfieldは57/08にシングルコイルのようなキャラクターを与え、なおかつハム・キャンセリングさせたいという考えから開発されたピックアップなので、シングルらしい高音域はむしろこのピックアップの特徴でもあるんですが、普段からあまりシングルの音に触れることの少ない小生にとっては何かと慣れないモノでした。
まあ使っていけば慣れてくるとは思うけど、現状のままだとなかなかバンドで使用できそうな機会も少なそうなので、バンドでも気兼ねなく使えるようにするのが目的です。
で、考えたmod.は手軽に出来るコンデンサー交換とジャック交換。
コンデンサーは悩んだ結果、【SPRAGUE BlackBeauty 160P 0.033uF 600V】にしました。
変に低音域に音を推移させるんじゃなくて、バランスの取れた音にするのが狙い。
0.033uFという数値もミニハムやP-90に相性の良いものを選びました。
また今回のmod.の核と言えるジャックは、このところお世話になってるfat-guitar特性のFAT JACK。
特別にmod.されたジャックで『豊かなミッド~ローを得られるようになり、音が硬い・高域た痛い・ミドル/ローに余裕が無いといった音質を改善するのに有効』との事。
それでは最初から張られていた弦を外し、ピックアップカバーをオープン!
NF3はElectraJETの弁当箱ザグリとは違い、各ピックアップの形毎にザグリを設けてあるタイプでした。
ピックアップカバーを開いてみて初めて判ったんですが、NF3にはElectraJETと同じようにボリュームにスムーステーパーが設けてあるじゃないですか!
所謂コンポ系ではよく見かけるんですが、PRSのような大規模な生産をしているメーカーでは初めて見ました。
しかもコンデンサーもよくあるセラミックコンデンサーではなくオイルコンデンサーっぽいのが使用されてるし、PRSがNF3に拘りを持って製作しているのがわかります。
ここまで拘って作られているのなら、そのまま手をつけないでいようかな?と考えが過ぎったものの、出音を更に好みにする為に計画は続行することにしました(*^_^*)
TVを見ながらの作業だったので、時間は30分くらい掛かったけどなんとか作業終了♪
当初はジャック〜Vol.ポットの配線材にFreedom Custom Wireを使用しようと考えていたけど、シールド性の高そうな配線材を使用していたので今回は見送ることにしました。
その後は最近お気に入りのCoated Boomersを張り、フローティングを若干調整し今回のmod.は完了(`・ω・´)
早速アンプに繋ぎ、まずはキチンと半田付けされているかをチェック。ノイズも確認されずひとまずホッと一安心。
クリーン〜クランチ〜ディストーションと音を変え弾いていると出音がかなり低音域よりに変化しているのを確認できました!
ちょっと高音域が弱くなりすぎたかなぁ〜とも思ってたけど、1時間も弾いていると、段々新しく取り付けたパーツがこなれてきたのか高音域も出てくるようになったので、今後はもう少し出音が変化するかもね(´ω`)
これでもう少し高音域が欲しくなったら、その時は今回見送ったFreedom Custom Wireに変えようっと♪
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