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単眼的ギタリスト

網膜剥離で右目がほとんど見えなく、且つ何事にも単眼的思考に陥ってしまいやすい管理人のブログ

新しい扉



松本さんが作曲し、TAKUROさんが作詞した美川憲一さんの60周年記念楽曲ですが、あまりにもいい歌すぎて最近車の中でずっとリピートしてます。

小生のコピーする判断基準がバンドで演奏できるかが結構ウエイトが大きいのですが、今回はそういうのも全く関係なく純粋に弾きたいという思いから連休中に2曲ともコピーしました。
ちょうど曲調と先日入手したNashville Specialの相性が良かったのも大きかったかもしれませんが。

特にカップリングの華散れど月は輝くが小生的にドストライクな曲で、Jazzyで4ビート、それに歌が乗ってるものにクリーンなギターを弾くなんてあんまり経験なかったので、なんか新しい扉が開くような感覚です。

これで良しとするもサビは単音カッティングでノリがいいですが、それ以外は松本さん節が炸裂しているので、結構弾くだけなら簡単なのですが、雰囲気までもコピーするとなると中々難儀しますね。

まさかあの2人が美川憲一さんとコラボすると思わなかったですが、小生自身もこういった楽曲をギターで弾きたいと思える日が来るとは思いも寄らなったです。

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ボディーの厚み

よく、スペシャルはレスポールより薄いといわれますが、どれだけの差があるか所持しているギターで調べてみました。
※あくまでサイドの厚みになるのでアーチトップのレスポールとオリジナルギターは実際に中央部では更に厚みが増します。

Les Paul R5 ・・・ 50mm
Les Paul Nashville Spcial ・・・ 45mm
オリジナルギター ・・・ 45mm
Victory MVII ・・・ 43mm
Addictone ARENA ・・・ 43mm
Rittenhouse Storato type ・・・ 40mm

感覚ではもう少し差があると思っていたんですが、流石にサイドでは5mm程度の差しかありませんでした。
オリジナルギターは元のWolfgangより5mmほど厚くしてくれと要望を出して作ってもらったので、45mmとなってます。

まあ結局はトレモロのブロックが収まる厚みが必要なので、ストラトなんかは最低でも40mmは必要なようです。
実際はこれにコンターが設けれられたりするので、抱えた感覚はかなり差がありますが、サイドの厚みだけだと10mmの間に収まっているものなのですね。



P-90 DC

ようやく手にした念願のP-90専用レスポールですが、バンド内での使用を考えるとノイズがかなりの天敵になります。

基本的に歪みの弱く、P-90の特性が活かせる曲を中心に弾くんですが、練習時とかに1本だけ持ち出した時や、どうしてもHR系を1曲だけとかの際にせめてリアだけでもノイズを抑えたいところ。

そこでノイズレスタイプのP-100やP-94、Gibson以外のピックアップを探してものの、どうもピンとくるものがなかったんですが、たまたまP-90 DCを見つけこれをチョイスしました!
先出したように歪みを上げた時になるべくノイズを抑えたかったので、GREEN DAYのBillie Joe Armstrongシグ用に開発されたP-90 DCは正にうってつけと感じました。

ただマグネットがアルニコではなくネオジム、且つ通常の出力が8K未満のところ17.4kと約2倍。ただYoutubeで色んな動画を確認して、このサウンドなら問題ないと判断し導入することにしました。
まあぶっちゃけると一番の好物はフロントのP-90サウンドなので、リアは多少P-90の音から変わっても問題ないと判断した訳です。

ちょうどスタジオ入りする朝に届いたので換装後、すぐにスタジオで試してたのですがノイズがほぼほぼ無くなって狙い通り♫

音自体P-90からハムバッカーよりになったイメージですが、かなり歪ませても低音が潰れなかったので、思った以上に使い道が広がりました。結構HRまでは問題なくいけますね。まあ流石にフロントは元のまんまなので、調子に乗るとアレですが・・・
思い通りに気兼ねなくライブに持ち出せるギターになったのは嬉しい限りです。

いろいろと判明

入手したは良いものの、色々と謎な仕様のNashville Specialですが、週末に調べ回って色々と分かってきました。


一番大きかったのが、このGibsonのポスターの存在。
これを見るとLimited Runだったようで、検索してもなかなか他の個体が見つからなかったり、Prototypeが存在したりとようやく腑に落ちたかたちです。

さらにこのポスターのお陰でNashville SpecialのカラーがGinger Burstということも判明しました。

次に見つけたのがこのモデル。制作された翌年の2017年に出たLes Paul Special Single Cut Maple Top。

これはトップ材にメイプルが使用されてますが、Nashville Specialのようなフィギュアドではなくプレーンで、カラーも従来のダークチェリーが用いられています。
またチューニングキーが3連のクルーソン、ブリッジもNashville Special同様チューン・オー・マチックが採用されているものの、ピックアップはP90のままと、ほぼ仕様は一緒。
そして、こちらのモデルもLimited Runで製作本数は50本でした。

このことからNashville Specialもこのモデルと同数程度の50~100本くらいの製作だろうと推測されます。
なので2024年現在では、なかなかネットでも検索しきれないのも納得です。

結局は不人気仕様だったんだなぁと思いつつも、大好きなエドウィンさん晩年のモデルというのもあり大事に愛用していこうと思います。

稀有なLes Paul Special ②

色々とノーマルと違いがあるNashville Specialなので、ざっと違いを書き出してみようかと思います。

§1.ボディー材
これは言わずもがなで、通常のLes Paul Specialはマホガニー単板なのですが、Nashville Specialにはフィギュアードがキレイに出ているメイプルトップが採用されてます。


§2.ボディー形状
Les Paul Specialはハイポジションの部分に特徴があり、接合部分をより強固にするためボディーがはみ出しているのに対し、Nashville Specialは普通のLes Paulと同じようになっています。


§3.ブリッジ、ピックアップ
Les Paul Specialはバーブリッジに対し、Nashville Specialはチューン・オー・マチックが採用されています。
たまにLes Paul Specialにもチューン・オー・マチックが採用されているモデルもありますが、そちらはP-100が採用されているのに対し、Nashville SpecialにはP-90が搭載されてます。


レギュラーラインではなくCustom Shopで製作されているのもポイントで、P-90の取り付けもネジでベタ付けなのでピックアップの高さ調整は出来ず、あくまでもポールピースでの調整になります。

ピックアップも年代的にCustom P-90が乗ってます。
通常のP-90が8kΩ前後に対し、Custom P-90は7.2kΩ前後と出力が弱め。
磁石もアルニコVでなくIIIが採用されており、Custom Buckerと同様の枯れたサウンドが特徴的です。



ちゃんとフラットトップだし、パット見ではLes Paul Specialと気付け無いNashville Specialだけど、コレクションとしてではなく、これからバンドで愛用していくつもりです♪

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