よく、スペシャルはレスポールより薄いといわれますが、どれだけの差があるか所持しているギターで調べてみました。
※あくまでサイドの厚みになるのでアーチトップのレスポールとオリジナルギターは実際に中央部では更に厚みが増します。
Les Paul R5 ・・・ 50mm
Les Paul Nashville Spcial ・・・ 45mm
オリジナルギター ・・・ 45mm
Victory MVII ・・・ 43mm
Addictone ARENA ・・・ 43mm
Rittenhouse Storato type ・・・ 40mm
感覚ではもう少し差があると思っていたんですが、流石にサイドでは5mm程度の差しかありませんでした。
オリジナルギターは元のWolfgangより5mmほど厚くしてくれと要望を出して作ってもらったので、45mmとなってます。
まあ結局はトレモロのブロックが収まる厚みが必要なので、ストラトなんかは最低でも40mmは必要なようです。
実際はこれにコンターが設けれられたりするので、抱えた感覚はかなり差がありますが、サイドの厚みだけだと10mmの間に収まっているものなのですね。
スタジオやライブハウスでの対処
・歪みを減らす
・立ち位置を変えてみる(アンプやメンバーとも)
・ノイズが発生しやすいものから離れる
・ノイズリダクションを使用してみる
自宅での対処
・ピックアップ周りを改善する
・ピックアップ(ハムバッカー)の裏面のビス締め増し
・ハムバッカーに取り付けているネジを長く硬い物に変える
・シングルならバネをゴムに変えてみる
・ギター本体に電導塗料を塗ってみる
・シールドを交換する
・アンプの向きを変える
・ノイズが発生しやすいものから離れる
特に弾いた後に金属的なハウりを感じたら、特にピックアップ周りを改善させたほうが簡単に対処可能。
純粋にノイズが多い時はザグリにスポンジを詰め込むのも効果あり。
2015年にTak Firebirdを入手して以来、メインとして約3年間酷使したためにフレットが低くなりローフレットでの削れが目立ってきた為に打ち替える必要が出て来ました。
思えばTak Firebirdは元からフレットが低く、一度擦り合せして高さが約0.9mmほどになっていたため、当初から低いものが打たれていたようです。
でも何故だか現在のこの高さ(0.9mm)が一番Tak Firebirdを弾いててしっくりくるんですよね。
で、新しいフレットをどうしたものかと。。。
当初は現在の高さ(0.9mm)と幅に準ずるステンレスにでもしようかな?と考えたけど、せっかくならVintage Gibosnにならったフレットにしようかと思ってます。
現在のステンレスフレットは以前と比べニッケルと音の変化が分かりづらいところまで来ており、現にステンレスに打ち替えたオリジナルギターのAutergoは打ち替え前となんら変わらない状態で弾けてるんです。
なら、そのままステンレスをTak Firebirdに打てってもいいんじゃないか?とも思うけど、Gibsonって結構ルーズな部分があるものの、そこから少し逸脱すると途端にGibsonっぽくなくなっちゃうんですよね。
そこで、せっかく打ち替えるのであればGibsonに準ずるフレットにした方がいいんじゃないかな?と思ってみたり。。。
ただ、もともとFirebirdには低いものが打たれているようなんですが、ネックシェイプからしてレスポールのものが採用されているTak Firebirdなんで、フレットもレスポールに近しいものを打とうと思います。
そうなればまずはどのサイズのフレットがGibsonに使われているかを検証。
現在手持ちのレスポールは幅が2.2mm~2.3mmのもので高さは1.3mmでした。
これだけでは何なんでネットで検索してみるとバースト期のものは1.27mmの高さのものが打ち込まれていたという文献を見つけました。
また’58までは比較的細めのもので、’59、’60は現行のヒスコレに打たれている幅とあまり変わらないとのこと。
そこで、とあるサイトで見つけたダンロップとジェスカーから発売されているフレットのサイズ表を見て、自分が欲しい幅2.1mm前後、高さ1.27mm前後に近いものはないかと探してみると、なんとジェスカーの50085というものが幅2.16mm、高さ1.27mmとかなりのニアピン!
ということで、Tak Firebirdはジェスカーの50085に打ち替え決定!ついでにナットも交換になるのでこれもGibsonにデフォでついてるデルリン製にしてもらいます。
いつもならこの流れで早速・・・という感じになるんですが、いかんせん3月、4月と想像以上の出費で先立つ物が・・・・
結局打ち替えるのは当分先になりそうですが、忘れない意味も込めて備忘録しときます。
またしてもギターが増殖したということで毎回恒例のNeck Dimensionsを測ってみました。
今まで活用させてもらっているモデル別のNeck Dimensions数値は以下の通り。
※単位はインチ
※58~60Reissueは平均値
58 Reissue 1F:.910 12F:1.010
59 Reissue 1F:.900 12F:1.000
60 Reissue 1F:.800 12F:.920
BlackBurst 1F:.900 12F:.990
TAK DC 1F:.850 12F:.990
"玲" 58 Model 1F:.910 12F:1.030
"B.B." 58 Model 1F:.940 12F:1.020
Victory MVII 1F:.790 12F:.910
TAK Firebird 1F:.840 12F:.980
Autergo 1F:.910 12F:.980
Severn 1F:.770 12F:.870
で、今回増えたManaのNeck Dimensionsはというと・・・
"Mana" 55 Model 1F:.850 12F:1.000
以外や以外、TAK DCやTAK Firebirdとあまり変わらない数値となりました。
TAKシグネチャーはTAKが所有している59年Burstから採寸して作られたネックで、Manaはというと55年のLes Paulから採寸されたネックなんです。
実際54、55年辺りは今まで触れてきたことがなかったので知らないだけかもしれませんが、意外と細身だったんですかね?
Neck Dimensionsの数値でお世話になっているWildwood Guitarsさんでも調べた55年モデルはネックシェイプが55年のアコースティックから採寸されたもので、平均数値は
1F:.920 12F:.990
だったので、あながちManaも近い数値に収まってます。
またネックシェイプはヒスコレものは所謂Uシェイプに近いタイプですが、Manaは55年のソフトVが採用されてるんですね。
自身のオリジナルギターであるAutergoがPRS513R.W.から採寸したネックで同様のソフトVシェイプだったこともあり、これは違和感なく演奏できてます。