2015年にTak Firebirdを入手して以来、メインとして約3年間酷使したためにフレットが低くなりローフレットでの削れが目立ってきた為に打ち替える必要が出て来ました。
思えばTak Firebirdは元からフレットが低く、一度擦り合せして高さが約0.9mmほどになっていたため、当初から低いものが打たれていたようです。
でも何故だか現在のこの高さ(0.9mm)が一番Tak Firebirdを弾いててしっくりくるんですよね。
で、新しいフレットをどうしたものかと。。。
当初は現在の高さ(0.9mm)と幅に準ずるステンレスにでもしようかな?と考えたけど、せっかくならVintage Gibosnにならったフレットにしようかと思ってます。
現在のステンレスフレットは以前と比べニッケルと音の変化が分かりづらいところまで来ており、現にステンレスに打ち替えたオリジナルギターのAutergoは打ち替え前となんら変わらない状態で弾けてるんです。
なら、そのままステンレスをTak Firebirdに打てってもいいんじゃないか?とも思うけど、Gibsonって結構ルーズな部分があるものの、そこから少し逸脱すると途端にGibsonっぽくなくなっちゃうんですよね。
そこで、せっかく打ち替えるのであればGibsonに準ずるフレットにした方がいいんじゃないかな?と思ってみたり。。。
ただ、もともとFirebirdには低いものが打たれているようなんですが、ネックシェイプからしてレスポールのものが採用されているTak Firebirdなんで、フレットもレスポールに近しいものを打とうと思います。
そうなればまずはどのサイズのフレットがGibsonに使われているかを検証。
現在手持ちのレスポールは幅が2.2mm~2.3mmのもので高さは1.3mmでした。
これだけでは何なんでネットで検索してみるとバースト期のものは1.27mmの高さのものが打ち込まれていたという文献を見つけました。
また’58までは比較的細めのもので、’59、’60は現行のヒスコレに打たれている幅とあまり変わらないとのこと。
そこで、とあるサイトで見つけたダンロップとジェスカーから発売されているフレットのサイズ表を見て、自分が欲しい幅2.1mm前後、高さ1.27mm前後に近いものはないかと探してみると、なんとジェスカーの50085というものが幅2.16mm、高さ1.27mmとかなりのニアピン!
ということで、Tak Firebirdはジェスカーの50085に打ち替え決定!ついでにナットも交換になるのでこれもGibsonにデフォでついてるデルリン製にしてもらいます。
いつもならこの流れで早速・・・という感じになるんですが、いかんせん3月、4月と想像以上の出費で先立つ物が・・・・
結局打ち替えるのは当分先になりそうですが、忘れない意味も込めて備忘録しときます。