等価交換してからというもの毎日弾き込んでいますが、どうも自分のイメージするストラトの音と乖離があるため早速Mod.を決行することにしました。
早速今回の核となるピックアップですが、以前所有したいた79年製のストラトキャスターは当時の流行もあってか、かなりハイパワーなものが搭載されていて扱いにくかったのを覚えています。
また今回のRittenhouseにはLollar Blackfaceというちょっとパワー強めでミッドが豊富なピックアップが搭載されていて、これまた自分の抱いているイメージとの違いがあったので変更することにしました。
で、今回白羽の矢を立てたのがFender Custom '69です。
ちょうどタイミング的にホセフィーナ・カンポスが手巻きしたものが発売されていたので、今回はこちらをチョイス。
またついでにスプリングをRaw Vintage RVTS-1 Tremolo Springsに、コンデンサーをCRL 0.1μF/20Vに交換します。
予定よりもパーツが早く手元に届いたので早速Mod.開始。
デフォの配線はこのとおり。
大量生産品ではないキレイな配線ですね♪
デフォのコンデンサーはOrangeDropがついてました。
作業中の工程を撮影しようと思ってたんですが、一度作業を始めると相変わらず単眼的な思考に陥り目の前に集中してしまうので、ハッと思い出した頃には既に作業を終えていました。
実は今回、作業はリアピックアップ以外をすべて交換し、一度音出し確認しています。
久しぶりのストラトだし、一変にいろんなパーツを変えるので音がどのように変わるか把握しやすいようにしたかったっていうのもあるし、ネット上では69(手巻きじゃない方)のリアの評判がいまいちだったので・・・
いざ確認してみるとBlackfaceとCustom '69の出音が意外と似ていたのに驚きました。
もっとBlackfaceはテキサスに近いのかな?と勝手にイメージしていたので(汗)
ただフロント・センターが高音域がBlackfaceよりもイタく感じなかったので、その後リアもCustom '69に交換しました。
手巻きが功を奏したのか、はたまた他のパーツ交換がうまく働いたのかわかりませんが、イメージにかなり近しい音を得ることが出来ました!
見た目の変化としてLollarはボビンがフラットだったのですが、Fenderはオールドタイプの凸凹。
裏バネはメーカー推奨の5本掛けにしてます。
実は当初ネックプレートも以前Don GroshにつけていたFreedomの3mmプレートを取り付けていたんですが、ちょっと出音がやり過ぎ感もあったのでデフォのプレートに戻してます。
後、一緒に交換予定のMONTREUXのサドルネジですが、ちょっと到着が遅れているので届き次第作業しようと思います。
Severnを所有してから段々と手に取る機会が少なくなったVictory。ギターのシェイプ自体気に入っているのでどうにかならないかな?と思案中にふと思いついたのがMana作製時に取り外したP90の存在。
元々P90の音色は大好物で、オリジナルギターを当初製作した段階ではフロントをハムサイズのP90を載せていたし、Don GroshのP902発乗ったExtra JETも所有してました。
現在は仮想P90としてオリジナルギターにギミックを搭載してます。
だもんでこのままP90を手元に残したままだと、どうしてもP90の音色が欲しくてたまらなくなるので、どうせならVictoryに載せれないかと画策したわけです。
色々といつもお世話になっているスタジオグリームに確認しつつ、ちょっとしたパーツを集めた後14日に依頼してきました。
そこでも沢山のアイデアを出してもらい1時間ほどどういう風にするかを相談し、ほぼ形が見えてきました。ただボリュームやトーンなどノブの場所は、P90とセレクターを実際に新しいピックガードに載せた後に決めるという工程にしてあります。
そして、16日の夜に現状報告として画像をいただきました!
画像上部の2つはザクリが深すぎる為、新たにピックアップマウンターをマホガニーで作製してもらいました。
それをボディーにネジ止めし、新しくなったピックガードを被せてあります。
こういった形にしてあるのは、今後気が変わって元のハム2発に戻したい時に簡単に戻せるようにするためでもあります。
ただ前の見た目とガラッと変えようと思い、ボディカラーのキャンディーアップルレッドに何色が合うが検索していた時に下記のJMの配色を見つけ、これだと思い即決したのはいいものの・・
ただ結局デフォと殆ど代わり映えしないというね。
まあその代わりセレクターとノブは白系にしてちょっとは変化を求めようと思い、特にノブはJMのものをチョイスしました。
こちら画像のマスキング上に書いてあるのは現状のザグリ状態。この後どこにポットを載せるのかを実際に持ってみて決めるために書いてあります。
こうやって見るとホント、ワクワクが止まらなくなりますねぇ。
本日(17日)の午後からノブの位置決めをする予定なので、最終的にどういった見た目になるか楽しみです♪
またここに来て色々欲しい音が増えてきております。
まず定期的に欲しくなるP-90サウンドは、Severn購入後めっきり手にすることが少なくなってきたVictoryを思い切ってP-90を2発乗せることにしました。詳細は後日にでも。
そして前回ライブでシングルサウンドをSevernのタップで補ったものの、本当のシングルコイルの音がどうしても欲しくなってしまったため、ライブ後に気がつくとデジマートなどを検索する日々が続いておりました。
そうするとひと目でコレだ!と心を惹かれてしまったギターがRittenhouse Guitarsでした。
ちょうど探していた60年代系列の音にローズウッド指板という組み合わせ。しかし手持ちをどう捻出するか悩む事数日、ふと悪魔の囁きが聞こえたのでした。
「今年Manaを手にしてからBuckBurstをあんまり弾いてないから、これを下取りに出したら?」
迷いつつも、まあ一応聞いてはみるかとお店に連絡したところ、『Rittenhouse Guitarsと同価格で下取りしますよ♪』という更に悪魔の囁きともとれる返事が・・・
1日ほど悩んで(本当に悩んだかは定かでないけど)、販売していたのが近所の楽器店だったという幸運も重なり、昨夜無事等価交換の錬金術をしてきました!
これが今回錬金術した【Rittenhouse Guitars S-Model Sunburst】です!
日本ではまだまだ有名ではありませんが、本国アメリカではそのレリック技術の高さから2007年設立後から愛用者が急激に増えてきているメーカーです。
オーナールシアーは幼少より画家、彫刻家としての鋭い感性と卓越した木工加工技術を用い、フェンダーライセンスの木材を使用して1本として違うレリック加工を施してるとのこと。
(SRVやジョン・メイヤーライクのモデルを除く)
いわゆるHeavy Agedと呼ばれる加工になりますが、仕事がとても丁寧。
ちょっと肘が当たる部分なんかはやりすぎかな?とも思えるくらい剥がされちゃってます。
音の要であるピックアップはLoller Pickups Vintage Blackfaceが搭載されてます。
またネックグリップはModern Cシェイプが採用されていますが、想像よりもかなり肉厚でレスポールから持ち変えた後もストレスなく弾けます。
多分、ネットとかで確認できるModern Cシェイプよりも左上のUシェイプに近しい形ですね。
重量が3.2kgほどで、以前所有していた79年製ストラトキャスターが5kgだったので同じタイプのギターとは思えないほど取り回しやすく、色んな意味で自分自身にフィットしたギターを見つけられたと思います。
やっぱりこういったギターは一期一会なんで、今回思い切って等価交換して良かったです。