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単眼的ギタリスト

網膜剥離で右目がほとんど見えなく、且つ何事にも単眼的思考に陥ってしまいやすい管理人のブログ

早速リペアへ

Victory MVⅡを何回か家弾きしましたが、どうもノイズが多すぎる……

調べてみると、どうもキャビティに82年辺りから誘電塗料が塗ってあるようなんですが、81年の初年度だからかイマイチ工程が固まってないようで、小生のは僅かにコントロール付近に塗られているだけでした。

また、前所有者が手を付けた痕跡も多々あり、どうも一筋縄ではいかない様子。

こうなると手に負えそうにないので、行きつけの工房にお願いして、ちゃんとしたシールド処理のついでに配線材・コンデンサーの交換、及び全体調整をお願いすることにしました。



工房に到着後、状況を説明がてら気になっていたピックアップの出力を調べてもらったところ、リアのMagna Ⅱが9.6kΩ、フロントのVelvet Brickが7.3kΩほどでした。

ヴィンテージとしてはMagna Ⅱはやや強いものの、時代的にSuper DistortionやDirty Fingerなど高出力のピックアップが出だしたのを考えると、当時としてはちょっと大人しめのピックアップだったのかも知れませんね。



リペア自体は約1週間とのこと。
何とか狙った通りの音になることを願うばかりです。

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Victory MVII

存在を知って早15年。
その時からいつかは手に入れたいと願い続けてきましたが、ようやく入手すること出来ました!


1981年製のGibson Victory MVIIです!

シリアルナンバーは83451540となっており、81年345日(12月11日)540本目。
81年10~11月の間はナッシュビルでも製産されていたようですが、これはカラマズー製産で間違いなさそうです。





ちょっとここで、あまり知られていないVictoryについて書いておこうと思います。


70年後半~80年前半にかけて色んなタイプのギターを製産してきたGibsonですが、このVictoryシリーズはGibsonらしからぬボディー&Firebirdを彷彿とさせるヘッドの形状で異端的存在です。
それもその筈、MVIIはテレキャスター、真ん中にスタックタイプのハムが載っているMVXはストラトキャスターの対抗として市場化されました。


日本では間違われやすいんですが、決して80年代のメタル台頭を意識して作られた訳ではなく、取り分けMVIIはカントリーミュージシャンに向けて開発されたギターです。
実際搭載されているピックアップはリアにMagna II、フロントにVelvet Brickで、DC値はおよそ7.8kΩと高出力では無いです。
※Velvet Brickは勘違いされてますが、同時期に製産されていた"the SG" のStandardとDeluxeに搭載されていおり、Sonex Deluxeシリーズには全く搭載されていません。


またMagna IIはMVII専用に設計されており、MVXにはMagna Plus、Super Stack、Magna Plus Bと全く違うものが搭載されてるのも特徴です。
Magna IIとVelvet Brickの裏面にはそれぞれ揃いのパテント番号“2,737,842”がふられています。



ヘッド、ボディーともイースタン・ハードロックメイプルで作らており、重量は4.33キロと重め。
指板にはインディアン・ローズウッドが使用。
またヘッド角は14°で、ネックはセットネックで接合さています。
ブリッジは新しくデザインされたトップが調整可能なチューン・O・マチックが採用されていますが、小生が手に入れた物は標準的なチューン・O・マチックに交換されていました。


ネック形状は薄めのCタイプでFender系を意識して作らているのがよく分かります。
ハイポジションはセットネックの接合が広く、レスポール並に弾きづらいかったです。


音はハイよりですが中音域もしっかりしており、GibsonもFenderを意識しつつRDシリーズの直系として製産していたようで、出音もGibsonらしさが存分に体感できたし、自宅で弾いた感想としてはVに近いかな?とも思えました。




ただちょっと残念なことが・・・
今回手に入れたVictoryはナットにフレット、そしてチューン・O・マチックが変更されているものの、後はオリジナルを維持しているとのことでしたが、内部キャビティを覗いてみると、明らかにハンダのやり直しや、意味不明な点がちょこちょこと見つかっていることですね。

まあノイズも他に比べて乗りやすかったりするので、早い段階で知り合いの工房にお願いする予定でも有ります。

ようやく手元に

とうとう出会ってしまいました・・・

長年欲していたギターがまさかこのタイミングで売りに出されているとは・・・






もちろん、先日手放したギター&エフェクターの資金でゲットしときました♪
届くのが待ち遠しい(*´艸`*)

整理

現在バンド活動が休止中なので、色々と機材を整理することにしました。

エフェクターはBE-OD、Pitch Fork、King of the britainsの3つ。
そしてギターはBakerとAXIS-EXの2本です。


BE-ODはこれを基音として、いい感じんHELIXで音作りが出来たので思い切って手放すことにしました。
また、他の2つも今後使用する機会がほとんど無いとの判断です。

ギターに関してはちょっと管理するには本数が多くなったと感じたので使用機会の少ない2本を売却しました。
まあギターに関しては、またコレだ!って思えるのがあれば手に入れるかも・・・




調子に乗りすぎた

前日音作りに着手しましたが、思いの外Bogner Shivaのモデリングで良い音が作れました♪

その後、気持ちよくなってギターを弾くのに夢中になってたらあっという間に1時間半・・・
ものの見事に肘に激痛が・・・

その後2日ほど右腕がまったく使い物になりませんでしたorz

完治への道はまだまだだなぁ。。。。

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自己紹介:
音楽と本をこよなく愛する3児の父親

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