58 Les Paulを握った瞬間から感じたこと・・・それはやけに手にシックリくること。
あれ?58年は丸太って称されるほどの太さな筈。もしかして最近増えてきた59年と同じ太さのネックになってるのかも?
そう感じてしまっては、居ても立っても居られなくなったので早速調べてみました。
方法は、BlackBurstの時にもお世話になったNeck Dimensionsの数値。
因みに小生が調べた各モデルの平均値は以下の通り。
58 Reissue 1F:.910 12F:1.010
59 Reissue 1F:.900 12F:1.000
60 Reissue 1F:.800 12F:.920
BlackBurst 1F:.900 12F:.990
TAK DC 1F:.850 12F:.990
では、58 Les Paulというと
58 Les Paul 1F:.910 12F:1.030
という結果に。。。
見事に58 Reissueと同様の数値でネック自体は58年で間違いなさそうです。
元々ネックの太さにはこだわりが無く、どんなネックもすぐに慣れるタイプだったんですが、この58 Les Paulを握ってみてこれだけシックリくるネックには初めて出会えました。
『太い=握りにくい』ということではないんだなぁと思えた瞬間でした。
こうなってくると他のギターも気になるところ。
んなもんで、サクッと調べてみました!
Victory MVII 1F:.790 12F:.910
TAK Firebird 1F:.840 12F:.980
Autergo 1F:.910 12F:.980
Severn 1F:.770 12F:.870
Victoryはテレキャスターの対抗で作られただけあって、ネック自体も薄いのが数値でも見て取れますね。
Severnも同様にHSHのダブルカッタウェイで、ストラトに似たボディー形状なだけあって、ネックも薄め。
TAK Firebirdもネックは自身のシグネチャーと共通のものを使用しているのもあって、TAK DCとほぼ同じ数値です。
Autergoは制作当時、一番握りやすかったPRS 513 RosewoodのVシェイプを採寸してもらったもの。数値でみると59 Reissueに近い太さだという事がわかります。
こうやって数値で見れると結構色んな事が分かって面白いですよね!
ただ、実際はネックの幅やシェイプも所謂C、U、Vなど色々あるので、一概に数値が同じでも握りやすさまで一緒とは言えませんが、数値に表すことで自分がどんなネックが一番好みなのか見て取れるので今後の指針にもなると思います。