前回工房へお願いしたリペアですが、実は1週間前に一度受取に行きました。
その時は気づかなかったんですが帰宅後試奏してみると、3WAYスイッチレバーの故障とまだ発生してしまうハウリングの為、再度リペアのやり直しに・・・orz
で、前回の際は内部キャビティのシールディングと配線材・コンデンサーの交換、フレット処理、ナットの再整形などお願いしてたんですが、今回は更にスイッチレバーの交換、ピックアップのポッティングを追加で依頼して来ました。
ギター自体80年代の悪しきGibsonを感じられるような処理だったんですが、更に輪をかけるように前所有者がアメリカンなリペアをしていたお陰で、色々と苦労させられました(^_^;)
Victory MVⅡ自体MVⅩと共通のザグリ処理をしているため、搭載されていないセンターのザグリが存在します。
従来はザグリに誘電塗料が塗ってあるんですが、当機はそこに上塗りする形で一部を除きボディーと同じ塗装がなされていました。
そこまでは良いんですが、何故か最初に取り付けてあったラグから配線が取られていました(-_-;)
部分的にハンダをやり直しした後が見受けられ、しかも見事な芋ハンダ。
配線材も一部交換されていて、見るからにノイジーな仕様になってたのには驚きました。
最初に上記を見つけてしまった上に、案の定弾くに耐えないくらいのノイズ+ハウリングですぐにリペアをお願いした訳ですが、これでも追いつかなかったのかハウリングがまだ収まりきれてません。
そこで再度ピックアップのポッティングを依頼しました。
いつもの思考ならば即ピックアップ交換に行き着くところなんですが、当機はピックアップはオリジナルな上に、リアに搭載されているMagna ⅡはVictory MVⅡ専用として開発されているので、折角ならば交換せずに使いたいという思いが強くありました。
工房ではDiMarzioと同じダブルディップという方式でポッティングしてもらい、お陰で充分に使用に耐えられるレベルまでハウリングを抑えることが出来ました!
最悪はピックアップ交換という、折角のVictory MVⅡのキャラクターを無くす事を考えていましたが、なんとかなったのでかなりホッとしておりますε-(´∀`*)
今回は親身に相談に乗っていただいた工房のオーナーである田中さんには感謝しきりです。
また、何かあった時は速攻お願いしにいく所存です♪
さぁ~て、ようやく手元に戻ってきたVictory MVⅡ。
未だ購入してから手元にあるよりも工房にある時間が長かったですが、沢山弾き込んでいこうと思います(*^^*)

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