先日はれてKnaggs Guitarsを購入した訳ですが、入手そうそう手元にない状態が続いております。
というのも、某大手楽器店から送られてきた状態があまりにも管理が杜撰、かつ掲載が虚偽だったためです。
まず、届いて直ぐハードケースを開けると、内部にハードケースの鍵が2つとアームテンションスプリングがケース内に散乱しており、特に鍵はそれぞれピックアップに引っ付いていたこと。
これは後にハードケースに隙間が生じていた為と判明したものの、代理店の癖に全く検品を怠っていたことが原因です。しかも鍵は金属製のため、下手したらボディーに傷を作ることになるので放って置く事は出来ません(幸い今回鍵による傷は見受けられませんでした)。
次に、ギターを手に持って判明したんですが、1弦側のボディー端に真新しい打痕がありました。
商品自体、所謂チョイキズ特価で販売されていたんですが、説明としては若干のスタンド焼けが見られる為と謳ってありました。また同時に【実物写真】と書いてまで掲載しており、これは完全に虚偽掲載、または発送前の検品不足によるものだと思われます。
最後に、ハイフレット(15F以降)に複数に渡り、不明な白いコンパウンドのようなものがこびり付いていました。これも発送前検品を適当に行っていたことが充分に判るほどの怠慢さです。
流石に1つだけであってもクレームものですが、今回見事に3つも重なってしまいました。
当初感情が無駄に昂るのを抑える為にメールでクレームを入れましたが、どうにも対応がおざなりに感じてしまったので電話にて抗議しました。
その後商品を一時返却した後、ケースの取替えやリペアをやることで一応の決着は付いたものの、その後の対応次第でまた一悶着ありそうです。
通販を利用しはじめて10年以上、かつ利用した店舗は沢山あり、エフェクターや弦などだけではなくギター本体も沢山購入してきました。
ある程度はリスク覚悟で通販を利用してますが、外国よりも酷い状態で送られて来たこと、また客に詫びる態度もあまり見せない店舗は今回が初めて。
大手ではありがちかもしれませんが、お互い顔が見えないからこそ、もうちょっと気持ちの通った対応を見せてもらいたいと願っています。
11月のイベントに向けて福岡でスタジオ入りしております。
熊本の片田舎のスタジオとは違い、福岡のスタジオは至れり尽くせりで良いですなぁ(*´ω`*)
一々自分たちで用意してた事もデフォで出来るし、大きなロビーのお陰で食事出来たりミーティング出来たりするのがかなり便利。
熊本地震も相まって熊本のスタジオも少なくなってしまったので、こういったスタジオが新たに出来ないかなぁ~。
宝くじ当たったら直ぐにでも自分で作りたいっすな。
それはそうと、今回のイベントで使用するギターで相変わらず悩み中。
今回事前にBlackBurstとVictoryに絞って練習したんですが、今回のセットリストではBlackBurstに軍配が上がります。
ただせっかく手に入れたし、mod.で良い音になったしどうにか使えないか考え中。
そうこうしている内に久しぶりにAutergoも使用したくなってきっちゃって、どうも気持ち的に収集がつかなくなって来てます。
メインはBlackBurstでいくとして、半音下げ用にどちらか持って行っちゃおうかしら。
あとサウンド的には録音で確認しましたが、こちらは今のところ言うこと無しです!
特に新しく導入したSick AsとHarvesterがとにかく気持ちいいっていうのもありますが、先月新たに自分なりに作り直したFriedman BE-100を元にした3種のパッチを使い分けた事もあり、曲にマッチした抜けの良いガッツリした歪みになってくれました。
スタジオにあるMarshall JCM2000、JCM900、Hughes&Kettner TriAmp MKIIとアンプを使い分けても納得のいくサウンドが出せたので、あとは久しぶりのライブでテンパらないように心がけないとね(;´∀`)
新しいエフェクターを立て続けに手に入れたので、ギターを弾くのが楽しくて仕方ないです。
特に気に入っているのがSick AsとHarvesterを並列に繋いだサウンド。
Sick Asを手に入れてから、どうもOverdriveが欲しくてたまらない病気を患ったようで、毎日色んなサイトを検索しまくっている今日この頃。
どうせならSick Asのバージョン違いが欲しいところですが、如何とも個数が少ないうえに国外では既にプレミア価格になってきているので、ちょっと手が出せなくなってます(^_^;)
そんな中BOSSとJHSがコラボしたJB-2 Angry DriverやFridmanからDirty Shirley、Buxom Boostという2機種、BondiからBreakersという新しいペダルが出たりと、なんとも心が動かされる状況に………
資金の関係上まずは1個しか手に出来ないのでどれを手に入れるか迷っていたんですが、ある日偶然に目に入った歪みペダルにそんな気持ちも掻っ攫われてしまいました。
それがこのWalrus Audio / Harvesterです。
実はWalrus AudioはSick Asを手にしてから色々調べていた時に初めて知ったメーカーで、その中でもVoyagerというペダルがSick As同様にCentaurとよく比較されており、実際出音もSick Asのようなナチュラルな歪みが特徴的でした。
で、このHarvesterはというと、アメリカのブラック・フライデーに合わせて限定製作されたもので、中でも1番要望の多かったハイゲイン・オーバードライブとして販売されたものだそうです。
YOUTUBEで動画を見て一目惚れしたんですが、実際弾いてみてもこれがかなり良い!!
歪みはlow gainでは前出したVoyagerのようなナチュラルで少しリッチなオーバードライブサウンド。
歪み量としては結構低く設定してあり、この状態ではMAXにしてもペダル単体だとシングルコイルでのソロ弾きには物足りないかな。
それをhigh gainにしてやると、更に綺羅びやさが加わりチューブアンプをドライブさせたような音に変化し、音も変に潰れたりせずコード弾きでもハッキリ聴き取れます。
どっちのモードも濃密で太いミッドレンジを持っており、正に芳醇なドライブサウンドでした。
今はSick Asよりもgain値を低めで設定してるけどhigh gainモードも捨てがたいので、頃合いを見て色々試してみようっと♪
Sick Asを導入してから毎日飽きること無く弾いてます♪
ちょっとここいらで、インプレでも書いとこうかと思います。
Sick AsはCentaurに近い回路を持っており、非常に原音に忠実な味付けのないナチュラルさが魅力な歪みペダルです。
これは製作者であるジョン・アシュレイがCentaurにかなりインスパイアされていた為で、2連ポットによるドライブとクリーンのミックス回路が採用されているのにも現れています。
Centaurよりも更にナチュラルなサウンドはオペアンプの『OPA2134』の存在が大きいようです。
これがSick Asのキモであり、ジョンも膨大なオペアンプを試した結果、よりハイファイさが際立ていた『OPA2134』が採用されたようです。
ですが、ただハイファイなペダルにありがちな無機質なサウンド(低音も高音も減衰のないただ味気ない音)では全く無く、ギターを弾いていて1番美味しい部分をキチンと際立たせているのが印象的でした。
またジョンのポリシーでもある2バンドのアクティブEQが搭載されており、カット/ブーストともに15dbの幅で調整できるので、どんなタイプのギターでも相性が悪くなることは皆無でしょう。
出音自体もCentaurと似ていると良く比較されていますが、Sick Asの方がよりハイゲインでナチュラル、且つ鮮明で抜けの良いサウンドに仕上がっています。
またミニスイッチでのクリッピングの切り替えが可能で、上にするとちょっとコンプ感が高音部の倍音を強調するような音で、下にすると中低音部が特徴的なオープンな音になります。
まあ文字でこういう風に書くとあんまり良く分からなくなっちゃうんですが、砕けて言うなら上ならCentaurよりなサウンド、下ならTimmyよりなサウンドという感じです。
内部昇圧で18vにしてヘッドルームを稼いでおり、どんな使い方でもノイズに悩まされることはありません。
ピッキングニュアンスも良く、チューブでもトランジスタでも美味しい所を惜しむこと無く再現してくれるし、正に【Sick As】の名前のとおり最高なOverdriveです!