入手当初から気になっていたFirebirdの溝切り具合。
CUSTOM SHOP製にしてはあまりにもおざなりな仕上がり具合だったけれども、入手当初はギター自体にあんまり手を加えたくないという思いから、目を瞑ってました。
ただココ最近チューニングするたびにピキッという音が頻発するようになったので、いい加減溝切りをキチンとしないといけないなと思い、リペアを依頼することに。
ついでにピックアップ交換時に気になっていた脆弱な配線材を、ちゃんとしたシールディング効果のあるものに変えようと、オールドのシールドワイヤーを入手し交換してもらいました。
内部配線の左がビフォー、右がアフターになります。
元のものは4芯が一体となっているもので、各線とも頼りない撚り線で構成されていましたが、今回変更してもらったものは一味違います。
通常撚り線7本くらいなんですが、このワイヤーはなんと18本!!
しかもピックアップから伸びるワイヤーと比べても外側のシールド部分の織り方も密になっているので、外部からのノイズも従来よりも防いでくれてます。
18本もの撚り線で構成されているにもかかわらず、ワイヤー自体の太さは変わらないという優れものですが、如何せんハンダが乗りづらい&ワイヤーが固めということで、素人には手に負えない代物でしたので、今回いつものスタジオグリームさんに依頼して正解でした。
出音も撚り線が7→18本に増えたこともあり、音の情報量が今までよりも半端ない!
音も膨よかさがプラスされ、且つ音のハリ、艶、倍音、音圧が格段に上質に変化しました。
いやぁ~、これはかなり久しぶりに大当たりのワイヤーですね♪
まだ購入した長さの半分が残ってるので、オリジナルギターやVictoryあたりにインストールしちゃおうかな?
ついでに気になっているワイヤーも別途入手して、Severnに乗せるのも有りだな。
ナットに関しては、元があまりにも悪かったおかげもあってか、ここまでの変化を感じたのは初めての体験です。
まず気になっていたサステインが元の倍に増え、またピッチが安定したおかげでコードの鳴りがバランスよくまとまってくれました。
ナット整形の重要性を改めて実感させてもらいました。
入手して早5年経過しましたが、今回のリペアもあってか手にする機会が格段に増えそうです。
ケーブルに関して
無題