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単眼的ギタリスト

網膜剥離で右目がほとんど見えなく、且つ何事にも単眼的思考に陥ってしまいやすい管理人のブログ

MOOER / Tone Capture GTR



ちょっと知らない間に面白いエフェクターが発売されていたので、購入してみました。
それがこのMOOER / Tone Capture GTRというものです。

これは自信が所有するストラトキャスターやテレキャスターなどの音をキャプチャーし、ライブ等でレスポールを使用してもストラトやテレキャスの音が出せるというもの。
7つメモリーがついているため、色んなパターンをキャプチャーさせることができる為、沢山ギターを所有している方で、ライブやスタジオにあまりギターを持って行きたくないと思っている方にうってつけ。
また興味深かったのがアコギの音もキャプチャーできるので、いわゆるアコースティックシミュレターの代わりにもなりますし、アコギでレスポールやストラトの音が出せるという面白い使い方も出来ちゃいます。

使用方法として、まずキャプチャーさせたいギターを接続後、時間内にローコードから始め単音などを織り交ぜながら弾きます。その後に実際に弾くギターを接続し直し、再度同様に弾きます。その後保存するだけではなく、全面のEQなどで自分なりに音を詰めることが出来るという、正にかゆいところまで手が届く仕様となってます。

実際にシングルのフロントやアコギ、レスポールをキャプチャーさせて使用してみましたが、思いの外、実音に近いニュアンスが出せることに驚きました。
テクノロジーもここまで来たか・・・


ただ、残念ながら感じた欠点がいくつかあります。
・ノイズが酷い・・・これはクランチまでならなんとか我慢できますが、レスポールなどをキャプチャーさせ、ちょっと強く歪ませるとかなり目立ちます。

・切り替えが大変・・・7つの音を切り替えられますが、その都度小さなスイッチを押す必要があり、ライブなど立った状態で切り替えられません。

・当たり前だがキャプチャーさせる元のギターが必要・・・ストラトやテレキャス、アコギやSGなどの元となるギターが必要なので、複数所有してないと恩恵が殆どありません。

・使用するギターが限られる・・・キャプチャー後に実際に使用するギターも弾いて音を補正させる必要があり、その都度登録し直しが求められる。

とまあ、さすがにこのサイズや価格帯ですべてクリアにすることは不可能ですが、面白いアプローチではありますよね。
もちろんEQがついているので、ただ単に7パターンのEQを使い分けする方法もあります。

ただ、今回小生のプレイ環境としては殆ど出番がない結果になりそうです。
まあ一番はノイズ問題がデカイんですけどね。
だもんで、このまま保管しつつ面白い使いみちが出来たら試してみようかな?って考えてます。

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