エフェクトボードの最前段にWhammy DTを置くようになり、必然的にバッファの重要性が低くなったので、Final Boosterの代わりになるエフェクターを探しているところ、SP Compressorの存在を思い出し、早速購入しました。
ギター歴20数年になる小生ですが、今までまともにコンプレッサーを使ってきませんでした。
元々エフェクターはマルチを多様してきたこともあり、あんまりコンプレッサーの効果がわかりづらかったんですよね・・・。
しかもThresholdやRetioの意味がイマイチ掴めず終いだったし。
それとギターを初めた当初からコンプを使うとピッキングが下手くそになるぞと言われ、それが頭の片隅にあったんで今まで敬遠してた部分もあります。
それが最近になって、ようやくThresholdやRetioの意味も掴めるようになり、コンプの必要性を感じたので今回導入に至った訳です。
SP Compressorに決めた部分では、サイズが小さいこともありますが、基本的に複雑な設定がいらないということも大きいかなぁ。
早速Final Boosterと入替え試奏開始。
弾いた感じとしてこのSP CompressorはThresholdより小さい音を持ち上げて音を均一化させている印象を受けました。
よくムックとかに載っているコンプをかけて音に厚みを持たせる使い方に似た感じですね。
ただ厚みも無理やり持ち上げた感はなく、あくまで自然に持ち上がってるのはさすがです。
所有しているSL Driveと同じように内部のDIPスイッチで色々細かく設定できるようになってました。
説明書にはそれぞれDIPスイッチの説明が書かれており、4つのオススメ設定が掲載されていましたが、一応ひと通り試した結果、デフォルトの状態が小生には最適でした。
その後ミニトグルスイッチで、コンプ・サスティンの強さやノブでBlend量を細かく調節していきました。
最終的にはある一定の状態でコンプを通さない際8秒ほどのサスティンが、コンプをonにした状態で9秒になるように設定。
画像のようにトグルはMIDで、Blendは10時で落ち着きました。
この設定だとノイズも最低限に抑えられ、かつレガート奏法で音の粒が揃うギリギリのラインとなってます。
コンプは理解してないと無意味なエフェクターですが、一度効果を理解し実感してしまうと、これ程頼りになるエフェクターはないと実感させれました。
まさに縁の下の力持ち!
これからも頼り過ぎない範囲で、末永く愛用していこうと思っております。