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単眼的ギタリスト

網膜剥離で右目がほとんど見えなく、且つ何事にも単眼的思考に陥ってしまいやすい管理人のブログ

VEMURAM / Jan Ray

色々話題の尽きないVEMURAM / Jan Rayをとうとう入手しました!


元々マルチで完結していたサウンドをG-SYSTEMを基軸にしてボードを一から作ろうと決心したのは約16年前にTimmyと出会ってから。
それから小生の中ではTimmyというものがクランチトーンのひとつの基準となりました。

出会った当初はTimmyの印象は正に素直なトーン。今ではトランスペアレント系なんて言われていますがれっきとしたTS系のペダルで、とても扱い易い歪みでしたが如何せんノイズが多いのが難点で、その後同系統であるLovepedal Eternityに変えたり、当時流行っていた3モード切り替えの歪みに置き換わっていきました。

十数年が経ち、またTimmyの音が恋しくなった頃に購入しようと検索するも既に製造終了でオークションなどではプレ値で販売されており、手が出し辛い状態になっていました。
そんな中、白羽の矢が立ったのがTimmyの発展型であるこのJan Rayです。


早速先日ボードに仮入れしていたOverhiveと入替え、ボードに組み込み音出しチェック。
・・・うん、想像していた通りTimmyに近しいサウンドでかなり扱いやすそう♪
やはりTimmy最大の弱点であるノイズがかなり軽減されているのが良いですね。これはエフェクターの筐体に真鍮(ブラス)を採用したのがかなり功を奏してます。
またボディートップに空いている穴からトリマでサチュレーションをコントロール出来るので、本当に細かい部分まで追い込むことが出来ます。

小生の中で音作りの基準となっている曲を弾きながらノブを細かく調整し、その後録音チェックしてもう少しプレゼンスが欲しかったのでトリマを少し左に回して上げることで正にドンピシャなサウンドになりました。

今巷で出回っているTS系と比べるとJan RayはTS本来の歪み方を踏襲しており、クリーンな音に僅かに遅れるように歪みが纏わりつくようなサウンドです。だもんで、単体で歪ませるよりも後段の歪みにプラスするような音作りがベストな印象を受けました。
確かにTimmyに似ていますが、前出したとおり素直なトーンに比べJan Rayは素直なトーンに豊潤さや艶をプラスした感じですね。

音作りもTimmyはカットする方式で、元のTSの音域の狭さに近づけるようにしていたものをJan Rayでは元からTSの音に足りない低・高音域をプラスしていくような感じになるので、音の幅もどちらかというとJan Rayのほうが広く作りやすいと思います。




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