来年1月予定のライブですが、いい意味で変化しつつあります。
というのも今回助っ人を依頼したベースのTさんは、4年前の佐賀で行ったライブ以来なんです。
その時はこっちはギターが2人居た状態だったのですが、既出の通りサイドギターが辞めてしまったので、ちょっとバンドの厚みを危惧してキーボードをもう一人助っ人でいれませんか?と提案がありました。
もちろん当初はベース同様に助っ人を探そうと思ってたんですが、コロナ前に比べドラムSのスタジオに入れる時間がかなり限られてしまってる現状、中途半端に頼むとグダグダになる可能性が高いこともあり案は却下されました。
ですが、福岡在中のTさんはかなり幅広く色んなバンドの助っ人をやっていたり、熊本とはバンド人口の違い沢山のバンドマンがいる福岡から探せる事もあり、キーボード依頼を一任することにしました。
するとトントン拍子に話は進み、見事助っ人Iさんが快く受託してくれました♪
Iさんは何回か対バンさせていただいたこともあり、一度セッションをしたこともあったので非常に心強いです!
しかも今回コーラスも結構入ってる曲が多く、弾きながらはしんどいなぁと思ってたところヴォーカルのツテでコーラスも助っ人で呼べるかもとのこで、かなり厚みのあるバンドサウンドになることが請け合い。
まさに僥倖ですが、これだと前回決めかけてたギター及びエフェクトボードはもう一回試行錯誤し直した方がいいかも知れないね。
11月に福岡でスタジオに入ることが決まってるので、そこに向けてまずは今できる事を頑張って練習します。
23日に久しぶりにドラムを交えたスタジオ練習に行ってきました。
本当は先月26日にもあったですが、同月24日にあった静岡大雨による新幹線の大幅遅延時に岡山まで行ってて、見事コロナを初めていただいてきたこともあり休んでたこともあり、このメンバーで集まったのは6月のライブ以来となりました。
今日は前回9日にスタジオ入ったときに感覚の良かったKingfishシグテレキャスにサブボードの組み合わせ。
生のドラムと合わせた時にどう聞こえるか試そうと思い同じ組み合わせで入ったんですが、結果もうこれで今回の機材は決定してもいいんじゃない?と思えるほどにマッチしてました。
特に一番ハードなサウンドのBURNを愛しき破片へと変更したこともあり、歪み部分ではいつものセットリストより軽い歪みになったのでKingfishシグでも対応できました。
曲調の幅もいつもより広めだけど、Kingfishシグに搭載されている(これまた)Kingfishシグのハムバッカーがヴィンテージよりの性質なのでクリーンだけを使用した曲でも上手くマッチできました。
当初は2本持ち出そうと思ってたけど、早々とこれでいいかもと思えました!
せっかく早々と決めれたし、後は他のギターを練習で使いすぎて浮気心が出ないようにしないとね。
1980年代に細々と発売されたVictoryシリーズ。
昨今の中古市場の高騰の煽りを受け、10年ほど前は10万をちょっと超えるくらいの価格がReverbではありますが40万前後で取引されるまでになりました。
販売当初は不人気モデルだった為か製造されてた本数は少なくMVXで約1800本、MVⅡで約200本と言われています。
そんなマニアックなモデルですが、ずっと語り継がれている謎があります。
このヘッドストックにある『Gibson』というメーカー名、『Victory』というモデル名の他に『CM』という謎の文字。
これは下記の動画でも語られている通り、本国でも長年謎とされてきてます。
小生も入手当初からカラマズー(工場)の略かなとも思ったんですが、綴りが『Kalamazoo』で【K】から始まるためボツ。
カントリーミュージックだとか、搭載されているピックアップにアルニコではなくセラミックマグネットが使用されているからだとか、カーリーメイプル(Curly Maple)が使用されているからだとか、ローマ数字でCMは【900】を意味するとか情報が錯綜してます。
しかもVictoryモデル全てに入っている訳ではなく、描かれていない個体もあるそうです。
因みに以前紹介したVictoryのPOPにあるギターには『CM』は描かれてません。
小生が所有している1981年製は『CM』付きです。
他にも年代が違いますがLes Paulなどにも記載されいたりするそうなので、ホントどういう意味なんでしょうね。
入手した当初からちょっとトルクが軽く、少なくとも演奏に影響の出ていたVictoryのポット。
トーンの方はレバースイッチ切替時に触れやすく回りやすいので、試行錯誤の結果、手持ちのストラップブロックを2枚挟む事で無理やり解決させてました。
ただボリュームにも同様の処置をしてしまうと逆に固くなりすぎて音を消したいときにスッと落とせないこもあり、結局は演奏中にその都度ボリュームを確認しながら弾くという選択肢をとっておりました。
ただ6月に行ったライブで久しぶりに使おうとスタジオで練習してたとき、セットリストがストロークが多くボリュームにいつも以上に神経をすり減らす結果となってしまい、結局8年ぶりにオリジナルギターにメインを譲りました。
入手当初は81年製ということあり、あまりパーツを弄りたくないという思いがあったので交換という発想を捨てていたんですが、ハウリング問題やP-90に換装する際にボディーを削ったりしたのもあり、今回ようやくボリュームポットを交換する手はずとなりました。
今回購入したポットはこちら。適度なトルクにチューンナップされたカスタムCTSです。
久しぶりの作業なので画像を取るの忘れて既にポットにヤスリで傷をつけてます。
ちょっとわかり辛くなってしまいましたが、2枚目が作業後です。
工房に以前作業をお願いしたときに内部ワイヤーが最短で付けられてたこともあり、取り外しなど少し難儀させられましたが、なんとかはんだ付けし通電を確認。
表面に戻すとピカピカのシャフトがこんにちは。
上のトーンポットは前出したとおりストラップブロックが2枚重ねで取り付けてます。
この後ノブを取り付けトルクを確認しましたが、程よい重さで乱雑に触れても回らないし本当に丁度良いトルクでした。
最後に弦を張り直し音を確認。
特にわかりやすかったのはフロントにした時ですが、交換前と比べ中低音の張り出しが以前よりも良くなりました。
どちらかというとオールメイプルでテレキャスターに対抗して出来たギターなので高音の張り出しが強かったですが、今回の交換でいい感じに中低音が持ち上がり以前よりも扱いやすい印象になりました。
こうやって交換してしまうとなんでもっと早く交換しなかったんだろうって思ってしまいますよね。
まあ色々試行錯誤してく過程も楽しいんだけど。