前作『WARP』から4年を経て、2枚目のフルアルバムが発売されました!
タイトルは『知恵の輪と殺意』!・・・・・なんかミステリー小説のタイトルみたい(;^ω^)
その4年間でバンドもベーシストであるmiya38こと、宮沢昌宏さんが他界されたり、メンバーの入替えもあり一時期バンドとしての存続も(個人的に)危ぶんでいたんですが、前作よりも一回り大きくなったバンドとしてのサウンドを堪能することが出来ました。
al.ni.co以降上杉さんの書く歌詞はどこか陰を含んでいるもの多く、それに伴い暗めのサウンドに仕上がっていたんですが、このアルバムはどちらかというと全体的に歌詞に対して明るめのサウンドに仕上がっているのでより聴きやすくなっていると思います。
未だに上杉昇といえばWANDSのイメージが強いんですが、新しく生まれ変わり、そして新たに完成した迫力あるディストーションボイス+ハイトーンボイスを沢山の人に是非聞いてもらいたいものです。
今年の頭から欲しいと思っていたモノが某オークションにて安く出品してあったので、即落札しました。
それがこのXTS / PRECISION MULTI-DRIVE。
しかもシリアル№100!
XTS(エグザクトトーンソルーションズ)とはアメリカの新鋭カスタムブランド。
日本ではまだまだ知る人ぞ知るって感じのメーカーなんですが、マーシャル系のAtomic Overdriveで知ってる人も多いはず。
そこが発売した新しいオーバードライブペダルで、同発のPRECISION OVERDRIVEにキャラクターを変えるミニスイッチを2つ搭載したのがこのPRECISION MULTI-DRIVEなんです。
PRECISION MULTI-DRIVEは以外とゲイン値は高く設定してあり、クリーンから軽いディストーションサウンドまで作れちゃいます。
音はいわゆるTS系のペダルと同じ傾向なんですが、ミニスイッチの組み合わせ方次第でEL84系アンプのグラッシィーなブリティシュ・ドライブサウンドから、明るくヘッドルームの広い西海岸系アメリカン・ドライブサウンドに変貌する凄いやつ!
面白いのがトーンを決めるColorノブ。7:00〜2:00辺りまでは普通のオーバードライブサウンドなんですが、3:00辺りから急変しハイミッド以上が鋭く前に出てくるディストーションへ変わっちゃうんです。
これのお陰で一気に使える範囲が増えて使い所に迷ってしまったんですが、差しあたり軽いディストーションポジションで使用することに決めました。
今後使用する中でKing of the Britainsとポジションを変更するかも( ´∀`)
歪みをマルチからコンパクトに移行して早5年。
その間色んなエフェクターをとっかえひっかえしてきましたが、これだけは絶対に欠かせないというエフェクターがあります。
それは【SD-1 Glitter mod.】
主にブースターとして使用しているわけですが、これがないとソロの気持ちい音が出せないんですよね。
音量アップ+トーン補正+ほんのチョッピリ歪みを加えるというわがままニーズにも充分応えてくれる憎いやつ。
後段に使用しているためSD-1 Glitter mod.のキャラクターが色濃くでるので、このエフェクターの味が欠かせないと言う訳。
これだと前段に色んなタイプの歪みエフェクターを持ってきても低音が潰れたりしないでスムーズにブーストしてくれるんで、気兼ねなく歪みをとっかえひっかえ出来るという、正に小生に打って付けのエフェクターなんです。
ただ問題としてはこのSD-1 Glitter mod.はショップのモディファイ品ではなく、個人のモディファイ品なので代用がきかないんですよね・・・・・しかも入手先が某オークションでしたし・・・・・・
これに近いものといえばTimmyがあるんですが、ノイズの量が雲泥の差なんだな。。。
まあ一応はボードに固定してるし、ON/OFFはG-SYSTEMで制御してるんでほとんど壊れる事はないとは思うけど。