繁忙期の最中、一目惚れしたFXをゲットしました!
Beetronics / Overhive
日本ではほとんど知られていないメーカーのBeetronicsはアメリカはカリフォルニア州でギタリストとドラマーの兄弟が製作しているエフェクターメーカーです。
現在ではOverdriveと2種類のOctave Fuzzを展開しています。
ブラジル人の専属デザイナーがいる為、通常仕様の外、沢山のカスタムペイント品が存在します。
どれもこれも個性的で同じものが1つとないので、海外ではそちらを選択する方が多いようです。
小生もどうせならカスタムペイント品を手に入れようかと迷いましたが、日本だと2万弱価格が上がるのと、シンプルなデザインの通常仕様の方が飽きが来ないだろうとの見解で、通常仕様品を選択しました。
またBeetronicsの最大の特徴は内部基盤までデザインされていることでしょう!
今回入手したOverhiveは蜂と蜂の巣をモチーフにした基盤が採用されています。
もちろん購入に際し、サウンドも入念に調べました。試奏した感じではこちらが近いようです。
Overdriveは初めて手にしてからTS系、Marshall系、Dumble系、Centaur系と探し求めて来ましたが、純粋に~系と評されないOverdriveは意外と初めてかも。
ノイズもSick Asと比べてもかなり少なく、ブースターとしても十二分に力を発揮してくれるタイプ。
セッティングは左のHIVEスイッチをONにすることでより音抜けが良くなり気に入ってます。
右のBodyスイッチはローエンドのブーストさせるので、ハムよりもシングル向きの印象があるのでOFFにしてます。
またセンターのHONEYはGAIN値と倍音、音量を変化させます。
ユニークな点として、普通のエフェクターならノブは7:00から5:00までの位置で可動するように設定してあり、TONEとVOLも同様なんですが、HONEYだけは何故か8:00から6:00で可動するようにノブが取り付けてありました。
まだまだそんなに弾き込んでないけど、デザイン・サウンド共々惚れ惚れするエフェクターで、これでもう歪みの旅を終えることが出来ます。
これからSick Asと両エースとしての活躍を期待します♪
Tak Matsumoto New Signature Les paulの発売がアナウンスされましたね。
ギブソンからシグネチャーが発売されて20周年、B'z結成30周年を記念した新しいモデル。
ルックスは初代キャナリー、ボディーはお気に入りのチェンバード、仕様はTak 1959と松本さんの代表的なレスポールを見事3本足して割ったギターに仕上がってますね。
ピックアップはカスタムバッカーなのはちょっと意外。
そのままTak BurstBuckerを使用した方がよりらしいモデルになると思ってたので、よほどTak 1959のリアが気に入ったのかな?
まあ、ライブでもプロトを弾いてたし、実際これで良し!と現場レベルで確認されたことなので、やはりヴィンテージトーンをイメージして作られたのかもです。
値段は678,000円なので、実売は55万辺りに落ち着きそう。
150本らしいですが、今回も見送りだな。
先日にスタジオ入りした際、ギターサウンドにちょっとした違和感というか不満点がありました。
それが何なのかハッキリしないままモヤモヤした日々を過ごしていましたが、ふとした拍子にHelixを導入直後にジャムした際の映像を確認すると、今よりもギターサウンドがやけに素直というか澄んで聴こえ、不満点はコレだ!と思いつきました。
購入直後はどちらかと言うと耳だけを頼りに音作りをしていたんですが、いつしかHelixの設定画面だけをみて音作りするようになり、そのまま知らず知らずのうちに音作りの森に迷い込んでしまってました。
小生はHelixをアンプリターンから入れるというプリアンプ主体の使い方をしているんですが、プレゼンスを各パッチ毎に設定したい、またパワーアンプに含まれる細かい設定をやりたいというわがままでヘッドアンプ(プリアンプ+パワーアンプ)を使用してます。
なので、ちょっとそのまま実際のアンプ感覚で使うと実音がズレちゃうんですよね。
で、そのズレがどのくらいあるのかが実感出来ないので試行錯誤をし続けていて、どうもうまくいかなかったんですが、とあるギタリストがHelixをプリアンプのみとヘッドアンプでリターン接続した際にどれだけ音に違いがあるのかを書いてあるサイトを発見し、ようやく問題が解決した気がしました。
各パッチを全部作り直す羽目になった上に、同時にバージョンを2.54に上げた事もありかなり面倒なことになってしまいましたが、作業は5時間ほどで終了。
特に各パッチの音量調整にかなり手こずりましたが、なんとかテレビ音量程度でチューブ、トランジスタ両方で確認して納得のいくところまで落とし込めました。
後は今日スタジオ入った時にうまく細かいところまで調整できるかだなぁ・・・
先月コンデンサーをNUE DEVICE / BIANCOに換装してから欲が出てきてしまい、どうせならトコトン徹底してずっと弾いていたくなるギターに変えてしまおうと思い立ちました。
というのもHSHのピックアップ配列なんですが、久しぶりに使用してみてやっぱり扱いにくい部分が出てきてしまったんです。
特にHHばっかり使用してきたので、レスポールに代表されるリアとフロントのMIXがデフォだと出せないのが思った以上にツラいです・・・
最初は状況によってフロント+センター、センター+リアで使い分けすればいいかと高をくくってたんですが、やはり演奏してるとリア+フロントの音が恋しくなるというか、出ないのがもどかしくなるんですよね。
で、当初はスーパースイッチを導入して、
1. フロント
2. フロント + センター
3. フロント + リア
4. センター + リア
5. リア
(TONEのPush / Pullでタップ)
というのに変えようと考えてたんですが、たまたまとある配線図が沢山掲載されているサイトを見た時に、これだ!と思えるものがあったので、いつもお願いしているスタジオグリームさんに確認して、Mod.を依頼してきました。
それが下記の配列です。
(ノーマル時)
1. フロント
2. フロント + リア
3. フロント + リア
4. フロント + リア
5. リア
(タップ時)
1. フロント
2. フロント + センター
3. センター
4. センター + リア
5. リア
一見、無駄とも思えるノーマル時の2、3、4の共通設定ですが、これが大いに意味があるんですねぇ。
ハムを使用している曲は頻繁にピックアップの切り替えがあり、素早い切り替えが必要になるんですが、3だけだと結構ミスして2とか4にしてしまう事があるんです(^_^;)
これを阻止出来るだけでかなり演奏に集中できるというアドバンテージがあります。
それに、ハム+シングルのMIXは殆ど演奏に使用しないんで、完全に取っ払ってしまいました。
またタップすることで完全にストラト配線に切り替わりますが、こうした事によってハム時とタップ時による音量差でセンターの位置がかなり妥協をしなければならなかったのが、タップ時のみセンターが生きることによって、タップ時に合わせて調整出来るようになり、より音をシビアに調整出来るようになりました。
コチラの方は副産物だったんですが、効果が大きくてかなり悦に浸れてます。
配線を殆どやり直す羽目になったので、これ幸いと内部配線材をストックしていたFCGR Custom Wireに可能な限り変更してもらいました!
これは10数年前に発売され、やっとの事で入手できた配線材。
すぐに製造がストップしてしまい、現在知っている人も殆どいないのでは?
音自体がモダンよりになるので、ヴィンテージ懐古していたのもありなかなか使用する機会がなかったのですが、今回ようやく有意義に使用することが出来ました♪
おかげでタップした音が従来のか細い音からミッドからローにかけて豊かになり、通常のシングルに肉薄したサウンドに。
しかもただミッドからローが出るだけではなく、全域のバランス、音圧、音の張りが数段階格上げされた印象です。
所謂ヴィンテージ特有の音とは違ったモダンな音ですが、このSevernにはドンズバなサウンドに仕上がりました。
今回のMod.により、ミニスイッチを増設しましたが、より演奏しやすいように仕上がり大満足です。
結果として音にも好影響を与える事が出来たし、スタジオグリームさんには感謝しきりです。