前作『Journey without a map』が思いの外心に突き刺さったので、今作の『Journey without a map Ⅱ』も迷わず購入しました!
TAKUROがインストアルバムを作るきっかけになったTAKが今作もプロデューサーで参加。
前作よりもギターサウンドがよりTAKに近づいたなぁと感じましたが、それもそのはず、DVDの制作現場を見ると、FATのエフェクターにTAK WAHと足元機材がモロなんですね。
前作はどちらかというとアンプ直のサウンドでしたが、今作はエフェクターのエッセンスが強く、よりTAKサウンドに近く感じられたのかなと思ってます。
まぁ、実際にTAKが弾いた音に近づくようにTAKUROが苦慮してた部分も写ってたし、音が似てくるのもさもありなん。
今作は前作同様JAZZテイストが強い作品ですが、トランペットが入る事でより男の哀愁が漂う印象になってますね。
使用ギターもオール・ギブソン・ヴィンテージで垂涎もの。
しっとりとした空気にギターやピアノ、ベース、ドラムが混じり、ちょっとした小さいハコで聴いてるように感じてきます。
実際に音の位置も工夫されて、2作目にしてより自分が表現したい空間を醸し出してる作品ですね。
個人的にはGLAYよりもソロ作品がTAKUROらしさが出てるし、ギターを歌わせるメロディーも秀逸でこちらの路線で今後も作品をバンバン作ってもらいたいです。
本当は福岡であるライブに行きたかったけど、諸事情で行けなくなったのでLIVEを円盤にしてくれないかなぁ~と。
本音を言えば、前作と合わせたオフィシャル・スコアを熱望してます。