絶対絶命都市というゲームがありました。
2002年に発売されたこのゲームは都会で大地震にあった主人公が脱出することを目的としたアドベンチャーです。
好評だったようで2では水害、3では地震をテーマにして発売されて行きました。
そして待ちに待った4の発売は結局発売されることはありませんでした。
発売日は2011年3月14日。そう、東日本大震災がその年の3月11日に起きたため被害者を考慮して発売が中止されました。
そして過去作も合わせて生産を中止。以降市場に並ぶことはなくなってしまいました。
しかし今思うのはこういった未曾有の大震災だからこそ、身近に触れられるゲームで色んな知識を得ることが出来るということは必要じゃないかということです。
いざ何かあった時に知識が無ければ行動に起こすことが出来ません。ただ、こういった遊びの中で得られた知識というのは意外と侮れないもので結構覚えています。
しかし、発売元であるアイレムは今後発売することはないと言い切っています。
ただゲームクリエイターの九条氏は2,3年後に、また新たな災害をテーマにしたゲームを発売したいとアイレムを退社し、新たに会社を立ち上げられました。
今だから災害対策として、どんな形でもいいから復活してくれることを願うばかりです。