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単眼的ギタリスト

網膜剥離で右目がほとんど見えなく、且つ何事にも単眼的思考に陥ってしまいやすい管理人のブログ

思い切って

先月コンデンサーをNUE DEVICE / BIANCOに換装してから欲が出てきてしまい、どうせならトコトン徹底してずっと弾いていたくなるギターに変えてしまおうと思い立ちました。



というのもHSHのピックアップ配列なんですが、久しぶりに使用してみてやっぱり扱いにくい部分が出てきてしまったんです。

特にHHばっかり使用してきたので、レスポールに代表されるリアとフロントのMIXがデフォだと出せないのが思った以上にツラいです・・・
最初は状況によってフロント+センター、センター+リアで使い分けすればいいかと高をくくってたんですが、やはり演奏してるとリア+フロントの音が恋しくなるというか、出ないのがもどかしくなるんですよね。

で、当初はスーパースイッチを導入して、
1. フロント
2. フロント + センター
3. フロント + リア
4. センター + リア
5. リア
(TONEのPush / Pullでタップ)
というのに変えようと考えてたんですが、たまたまとある配線図が沢山掲載されているサイトを見た時に、これだ!と思えるものがあったので、いつもお願いしているスタジオグリームさんに確認して、Mod.を依頼してきました。



それが下記の配列です。
(ノーマル時)
1. フロント
2. フロント + リア
3. フロント + リア
4. フロント + リア
5. リア

(タップ時)
1. フロント
2. フロント + センター
3. センター
4. センター + リア
5. リア

一見、無駄とも思えるノーマル時の2、3、4の共通設定ですが、これが大いに意味があるんですねぇ。
ハムを使用している曲は頻繁にピックアップの切り替えがあり、素早い切り替えが必要になるんですが、3だけだと結構ミスして2とか4にしてしまう事があるんです(^_^;)
これを阻止出来るだけでかなり演奏に集中できるというアドバンテージがあります。
それに、ハム+シングルのMIXは殆ど演奏に使用しないんで、完全に取っ払ってしまいました。

またタップすることで完全にストラト配線に切り替わりますが、こうした事によってハム時とタップ時による音量差でセンターの位置がかなり妥協をしなければならなかったのが、タップ時のみセンターが生きることによって、タップ時に合わせて調整出来るようになり、より音をシビアに調整出来るようになりました。

コチラの方は副産物だったんですが、効果が大きくてかなり悦に浸れてます。




配線を殆どやり直す羽目になったので、これ幸いと内部配線材をストックしていたFCGR Custom Wireに可能な限り変更してもらいました!

これは10数年前に発売され、やっとの事で入手できた配線材。
すぐに製造がストップしてしまい、現在知っている人も殆どいないのでは?
音自体がモダンよりになるので、ヴィンテージ懐古していたのもありなかなか使用する機会がなかったのですが、今回ようやく有意義に使用することが出来ました♪

おかげでタップした音が従来のか細い音からミッドからローにかけて豊かになり、通常のシングルに肉薄したサウンドに。
しかもただミッドからローが出るだけではなく、全域のバランス、音圧、音の張りが数段階格上げされた印象です。
所謂ヴィンテージ特有の音とは違ったモダンな音ですが、このSevernにはドンズバなサウンドに仕上がりました。



今回のMod.により、ミニスイッチを増設しましたが、より演奏しやすいように仕上がり大満足です。
結果として音にも好影響を与える事が出来たし、スタジオグリームさんには感謝しきりです。

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