発表当初から気になっていたBOSS / WAZA-AIRですが、当初はほとんど使わないだろうなぁと思いこんでましたが、情報が色々出て自分にも面白い使い方が出来そうだと購入に踏み込みました。
なんか初回ロットが少なかったからか品薄になっているみたいで、運良くゲット出来ました。
早速開けてみると、高級なヘッドホンのような雰囲気を醸し出してますね。
付属はトランスミッターとマイクロUSB、そして色んな国語で書かれた説明書。
この説明書が厄介で簡単な接続方法や各種ボタンなどの説明しか載って無く、今流行りのオンライン上にある説明書をダウンロードする仕組み。
スマホで専用のアプリをダウンロードして操作するため、1台のスマホであっち行ったりこっち行ったりしないといけなくなり物凄く面倒くさい・・・だもんでタブレットで説明書を見つつ設定を行いました。
発表当初はただシールドが要らなくなり、夜でも気軽に弾けるだけかと思ってましたが、以外や以外、かなり要素が詰まってます。
まず体感したのが売りのジャイロセンサーを使用した音の動き。ギターアンプから出力される音を前方向だけではなく後方から、もしくは頭や姿勢を動かすことで自由に動き、かなり臨場感を感じることが出来ます。
実際のステージの音をイメージ出来るので結構楽しい機能ですが、自宅などで大人しく座って弾く前提の小生にとってはちょっと煩わしく感じたのでジャイロは切っちゃいました。
アンプはClean、Crunch、Lead、Brownから選択でき、またエフェクターが非常に豊富でかなり驚きました。所謂歪み系、空間系などが10種類くらい入ってるだろうと勝手に思ってたんですが、なんと56種類!WahやFlanger、Compにハーモナイザー加え、アコースティックシミュレーターやGT-3に入ってたギターシミュレーターまで入ってました。
昔からデジタル分野でもエフェクターを作ってたBOSSですが、惜しみなくWAZA-AIRに入れてきましたね。
関係上一度に(EQとノイズサプレッサーは除く)3つしか同時にかけれないんですが、組み合わせ方は自由なので、色々自分なりにアレンジできます。
しかも、6つメモリー出来て、モニターの横にあるスイッチで切り替え可能なので、曲中に音を切り替えることも簡単に出来るのが嬉しいです。
アコギなんかは音が五月蝿く、なかなか家弾き出来ませんが通常のアコギシミュの他にもエレアコシミュも入ってるので、本当に練習場所を選ばずに弾けるのが日本の住宅事情を知ってるBOSSならでは。
中でも一番嬉しかったのがダイレクトイン。
当初は内部アンプを必ず通すものだと思ってたので、自分のボードが使えないな。。。と考えていたんですが、アコギやベースが接続する用にダイレクトインも備わっていたのが正に嬉しい誤算。
これのおかげでボードからモニターに直で音を飛ばせるので、夜やバンド練習後の遅い時間帯に気兼ねなく音出ししてチェック出来ます。
後、プリセットも豊富に用意してあり、専用アプリからダウンロードすることで色んな音を楽しむことが出来るので、使い方も更に増えそうですね。チューナーもアプリの方で入ってます。
一度設定してしまったらイチイチアプリを開かずに接続できるし、スマホから曲も飛ばせるので本当にかゆいところに手が届いて助かります。
これから自宅でちょっとギターを音出ししたい時でもそうですが、ライブの待ち時間に使用したり、ちょっとした旅行に持っていったり、そのままBluetoothモニターとして使用したりと活用していこうと思ってます。