4日に2週間ぶりのスタジオ入り。
このところなんだかんだありつつも2週間に1回ペースでスタジオ入りできてるのは有り難い限りです。
まあでもボーカル、ギター、ギターという変則ですが・・・
今回のスタジオで確かめたかったのは前回新たに組み直したサブボードの仕上がり具合。
ギターは久しぶりにSuhrを持ち込みました。
結果から言えばまだまだ各パッチの調整が必要ですね。
今回繋げたマーシャルアンプの設定も普段からちょっと弄ったのでClssic Distortionの音が???ってな感じでした。逆にDirty Shellyはゴキゲンだったので、ここら辺は細かく設定を見直さないとですね。
良かった点はやはりソロの音質強化!
やはりSick Asをボードに入れ込んだのは大正解でした。ブースターとしての使用はもちろん、弱めのピッキングニュアンスをつけたいクランチなどでのはOverhiveは敵いません。
もちろんGain値上げ目のOVER DRIVEサウンドではOverhiveに軍配が上がるので、使い分けら得れるというのは心強いものです。
今回得たものとして、やはり面倒くさがらないでAOR用のパッチとしてハムバッカー使用時とシングル使用時を分けたほうが無難ですね。
とくにクリーンやクランチがもろに音量などに影響が出てしまってるので、その都度ギター側のボリュームで設定するのは性に合わないんですよ・・・
だもんで、次回までにはそういった部分を含めてどんなギターを持ち込んでも対応できるようにパッチの細分化もちゃんとしとこうと思ってます。
サブボードをスタジオに持ち込むことが多くなり移動が格段に楽になったのだけれども、やはりメインと比べると数段操作性や音質が落ちる(当たり前)ので、もうちょっとどうにかならないかな?と考えを巡らせる日々を送ってます。
まずひとつ思いついたのはメインの歪みを2in1タイプにして音の幅を広げるというもの。
Bogner EcstasyやSuhr Eclipse、Overltone OD-FIVE 2なんかがざっと候補に上がるものの、どれも決め手を欠く感じなんですね。
ならもう一段Gain値の高いペダルを導入するかと悩むものの、ちょっと出費が続いていたんであんまりお金も掛けたくないんですよ。。。
そこで閃いたのがお気に入りだけど現状ボードに入っていないSick Asを新たに入れ込み、且つハイゲイン用とミッドゲイン用で置いているペダルを直列に1ループに入れ込んでしまおうというものです。
という訳で善は急げとボード内を一旦カラにして再構築しなおしました!
以前と比べて結構みっちりとボード内に収まっていい感じ♪
新しく入れ込んだSick Asは以前と同じ用にクランチ兼ブースターとして利用し、ソロの音抜け改善なんかも同時に出来て一石二鳥です。
特に最近スタジオではシングルコイルを頻繁に利用するんで、より細かな音作りも出来て音作りの妥協も少なくなって気持ちよく演奏できそうです。
いやぁこうやって見てもG-SYSTEM時代から相も変わらず歪みペダルが多いボードになってますが、こうやってあーでもないこーでもないと拘って作るだけでも楽しいもんですよね。
昨日某オークションにてピックアップを検索していた時に見つけたものがちょっと違うんじゃないかと思い、注意勧告の意味を込めて書いてます。
出品内容は『Gibson E-Bucker』というピックアップです。
このE-Buckerというピックアップはこのブログでも度々書いてますが、同社のCustom Buckerという近年Gibson Custom Shop製のギターに搭載されており、なかなか高評価なピックアップを更に10%ほど抵抗値を弱くし、よりヴィンテージサウンドに近づけたものとなります。
件のピックアップなんですがリア・フロントセット出品されていて画像で抵抗値を載せており(それはそれで好印象なんですが)、それぞれ8.25Ω、8.19Ωとなっていました。
で、実はE-Buckerの元となっているCustom Buckerの抵抗値が8.0~8.2Ωなので、そうなると10%低くしてあるE-Buckerは7.2~7.4Ωほどに収まるはずで、実際の抵抗値に差がありすぎます(というか抵抗値は正にCustom Buckerそのもの)。
またCustom Buckerはピックアップの裏側は通称PAFと呼ばれる切っ掛けとなるシールだけが貼ってパッと見だけではモデルを分別するのが難しいんですが、E-Buckerには画像のように珍しくモデル名が分かるように別にシールが貼ってあるんですね。
件のピックアップの画像にはこのモデル名が掲載されているシールが貼られておらず、PAFのシールだけなんです。
だもんで、わざわざ付加価値のつくシールをいちいち剥がすかな?と思うわけです。
また画像のようにシールを貼るために半田位置をズラしてあるのがわかると思いますが、件のものは通常通り両側とも真ん中ではんだ付けしてあります。
もちろんGibsonは結構イレギュラーな事を平気でやってくるので、こういった所謂Custom Buckerとほぼ同じものを作る可能性は全く無いとは言えないんですが、わざわざスペックシートにCustom Buckerと同じものをE-Buckerと書く必要性があるかといえば・・・
一応出品価格としてはCustom Buckerが市場に出回っているくらいなので、単品売りされていないCustom Buckerを買うつもりであるならばなんら問題ないのでしょうが、やはりE-Buckerが欲しい人からすると本来のものとは決定的に違いがあるものをこの価格で購入してしまうのは・・ね。
説明文にも【Gibsonの現行カスタム・ショップ製品では、Custom BuckerよりE-Bucker搭載のモデルのほうが多いのではないでしょうか?】とかなり不確定な事まで掲載してるし・・・
実際は今でもCustom Bucker搭載してるものがほとんどですし。
皆さんもオークション等を利用する際はちゃんと調べて是非を確認してから入札してくださいね。