先日ふとした衝動でBonamassa AMOSに換装したMana。
仕事終わりにピックアップの細かい調整を兼ねて十数曲ほど弾きましたが、現状以前ハウっていたような歪み量でもハウらず演奏できました。
まあ所詮自宅弾きでの音量なので、まだバンド内ではどうなるかわからないけれど交換する前は自宅弾きの音量でもハウっていたくらいなので結果改善していたと思います。
当初はポッティングも考えたけれど、それをせずして改善できたのでどのようにやったかちょっと書き出してみます。
§ピックアップ裏のネジ締め増し
これは以前も書きましたがハウリングとは違いずっと鳴り続けるのではなく、音を止めた際に『ヒィーン』と金属の共鳴するような音が鳴る現象に効果的。
Gibsonも紹介している方法で、意外と盲点なので気になる方はぜひ一度試してみてください。
https://gibson.jp/news-events/1340
§エスカッションとピックアップの間のスプリング
これに関しては全くの無知識でした。
とある動画で偶然ハウリングの原因として紹介されていたのですが、高さ調整用のネジをエスカッションとピックアップをビスで止めるとき、かましているスプリングなんですがこれが柔らかすぎたりすると共振して、結果ハウリングに繋がるというもの。
実はメーカーや時期によると思いますが、たまにものすごく柔らかいものやスプリングがビスと同じ長さのものが新品で購入する時に付いてきます。これをなんとはなしにそのまま付けると場合によってハウリングの原因になるようです。
今回はそれも気にしてストックしてあるスプリングから長く、硬めのスプリングを選定して取り付けました。
§スポンジ
よくあるハウリング対策です。
所謂ピックアップを吊り下げて取り付けてる場合、ザグリの中で宙ぶらりん状態になるため、演奏などの際に動いて共鳴しやすくなるというもの。
これは100均の台所用スポンジでもいいんですが、DIYショップで売ってある耐衝撃用の比較的柔らかいものをリアに入れ込んでます。
またより硬いものだと音がタイトになるそうなので、フロントにはそちらを入れ込んでます。
とまあ、今回はこういった点に気をつけて新たにピックアップを交換しました。
交換しても両方ともAged処理を施してあるので見た目の変化は殆どありません。
音的にはよりスッキリした感じになったので、このまま収まってくれればありがたいんだけど、どうなることやら。