ついに念願のバーブリッジタイプのLes Paulを入手しました!
こちらの個体は2010年にGibsonが“Year of 1955 Innovation”と称されたシリーズで、1955年前期に発売されいたTOMになる直前のモデルを復刻させたLes Paulです。
これは昨年B'zのニュー・アルバムが発表された折、TAKがOxbloodをメインで使用したの知り気にかけていて、またアルバム自体もの凄く気に入ったということもあり、かなり聴き込んだ事もありOxbloodの独特の鳴りに心をつかまれていきました。
諸事情でライブには行けず直接にその音を聴くことが出来なかったんですが、今年2月に発売されたライブDVDを目にした事で完全にOxbloodの虜になってしまいました。
もちろんOxbloodそのものを購入しようと考えてはいたんですが、やはりギター自体はファンの方がメインで購入しているので中古ではほとんど出回っておらず新品でも高額のため手が出ません。
そのまま2ヶ月が過ぎようとしていた頃にB'zの会報が届き見開いた瞬間、完全に目を奪われてしまいました。なんとそこにはTAKが抱えていたのはGold Topにバーブリッジ、ハムバッカー仕様の所謂Oxblood状態のLes Paulが!!
慌てて会報を詳しく読むと、TAK自身もOxbloodの音やテンション感をいたく気に入り自分で同様のギターを作ろうと新しく1955年製のLes Paulを購入し、Oxblood同様のMod.を施したとのこと。更にそのギターの音色がとても良かったため、新しいソロ・アルバムでメインとして使用したことも掲載されていました。
その記事を目にしてからは完全に頭の中はOxblood仕様のこのLes Paulの事だけ。
それからは1954年及び1955年モデルを検索しまくる日々を送っており、ついに先日時期限定で格安で販売していたこのYear of 1955 InnovationモデルのLes Paulを入手する運びとなりました!
自宅に届いてからは、早速気になっていたバーブリッジによるオクターブ調整を試みることに。
ネットとか記事ではよく目にしていたオクターブ調整が細かく出来ないのでハイポジションでコードに濁りが出るというのを調べてみたんですが、結果から言うと杞憂に終わりました。
このギターがたまたまだったのかもしれませんが、ほぼ調整なしでピシッとオクターブが合わさっており、ハイポジションでの奏功も全くの問題なし!
しかもこれがバーブリッジ搭載の音かぁと改めて感銘を受けるほど独特な鳴りとテンション感で、ホントP-90との相性もピッタリ!
あまりに弾いてて気持ちよかったので、気がついたらあっという間に2時間経過してました。
かなりの音の良さに一瞬このままでも良いかな?と頭に過りましたが、ここは心を鬼にしてMod.を実行に移すことに。
その後は前々から試してみたかったハムバッカーやエスカッション、スピードノブを購入しつつ、いつもの工房へ早速依頼しました。
出来上がりまで約1~2週間ほどとのことなので、首を長くして待とうと思います。
※このギターは2010年製ですが、55年というオールドモデルのリイシューかつPAFモデルを搭載したりと、他のギターに比べより若年寄のようなギターに変貌を遂げたので、女優の芦田愛菜から名を取り“Mana”と命名しました。
Manaには他にも神秘的な力を持つという意味もあるので、このギターにはピッタリかな。