Sick Asを導入してから毎日飽きること無く弾いてます♪
ちょっとここいらで、インプレでも書いとこうかと思います。
Sick AsはCentaurに近い回路を持っており、非常に原音に忠実な味付けのないナチュラルさが魅力な歪みペダルです。
これは製作者であるジョン・アシュレイがCentaurにかなりインスパイアされていた為で、2連ポットによるドライブとクリーンのミックス回路が採用されているのにも現れています。
Centaurよりも更にナチュラルなサウンドはオペアンプの『OPA2134』の存在が大きいようです。
これがSick Asのキモであり、ジョンも膨大なオペアンプを試した結果、よりハイファイさが際立ていた『OPA2134』が採用されたようです。
ですが、ただハイファイなペダルにありがちな無機質なサウンド(低音も高音も減衰のないただ味気ない音)では全く無く、ギターを弾いていて1番美味しい部分をキチンと際立たせているのが印象的でした。
またジョンのポリシーでもある2バンドのアクティブEQが搭載されており、カット/ブーストともに15dbの幅で調整できるので、どんなタイプのギターでも相性が悪くなることは皆無でしょう。
出音自体もCentaurと似ていると良く比較されていますが、Sick Asの方がよりハイゲインでナチュラル、且つ鮮明で抜けの良いサウンドに仕上がっています。
またミニスイッチでのクリッピングの切り替えが可能で、上にするとちょっとコンプ感が高音部の倍音を強調するような音で、下にすると中低音部が特徴的なオープンな音になります。
まあ文字でこういう風に書くとあんまり良く分からなくなっちゃうんですが、砕けて言うなら上ならCentaurよりなサウンド、下ならTimmyよりなサウンドという感じです。
内部昇圧で18vにしてヘッドルームを稼いでおり、どんな使い方でもノイズに悩まされることはありません。
ピッキングニュアンスも良く、チューブでもトランジスタでも美味しい所を惜しむこと無く再現してくれるし、正に【Sick As】の名前のとおり最高なOverdriveです!