忍者ブログ

単眼的ギタリスト

網膜剥離で右目がほとんど見えなく、且つ何事にも単眼的思考に陥ってしまいやすい管理人のブログ

噂に違わず

毎日のように時間があったら弾きまくってるMatonですが、予想を遥かに超えるほどの弾きやすさですね。

 
やっぱり他のアコギに比べネックの角度が緩いのがテンションの緩さに直結してます。
だもんで、バレーコードのときに無駄な力を入れなくてもキレイに鳴ってくれるので長時間の演奏でも左手が疲れづらいのは有り難いところ。


しかもちょっと気になって弦高を測ってみると6弦で1.9mm、1弦で1.5mmとアコギにしてはかなり低い数値。所有してたBreedloveが6弦で2.5mm、1弦で2mmの高さだったで押さえやすさも段違いです。これで音のつまりやビリつきもなく、音の響きも豊かなのでMatonの設計や作りの良さが垣間見えますね。おかげでソロプレイなどでもエレキと違和感なくプレイ出来てます。



それとついでにMatonに合うピックを選定しようと手持ちの中から合いそうなものを選び、ストロークやアルペジオ、ソロなどいろんなパターンで弾いて録音してみました。

ストロークでは圧倒的にTerry Gouldが各弦の鳴りがダマにならず響いてくれて良いですね。
ただアルペジオだとPrime ToneやIKMのアコースティック用が、ソロだとPrime Toneに軍配が上がります。
今の所ストロークが小生の演奏全体の7割ほど占めるのでTerry Gouldでいこうと思いますがPrime Toneの単音の響きなど耳に心地よかったんですよね。
今回試したものが1.0mmだったのもあるんで、折を見て0.73mmや0.88mmも試してみます。

PR

遂に!

このところブログに書いていたとおり、とうとう悪魔の囁きに負け入手しちゃいました。
それがこのMaton EBW808Cです!


いくつかのメーカーを検討し、どのメーカーも一長一短で素晴らしいギターでしたが、最終的に小生にとってどの短所が妥協できるかで判断しMatonに決定しました。
まあMatonにもいろんな機種があるんですが、結局一番有名な808のブラックウッドモデルにしました。その理由については後ほど。


26日に到着したので早速弦交換と軽く清掃。

元々は12-53が張ってあるっぽかったですが、最近お気に入りの11-52に張り替えました。
ついでに今までずっとアコギに使用していたエリクサーを、これを気にダダリオのXS コーティング弦に変更してあります。

作業の画像がこちら。

いやぁブラックウッドモデルと言うだけあって、ボディートップ、サイド、バック、ヘッドの突板にふんだんに使用されていて、ダークな雰囲気がカッコイイですね♪


指板とブリッジにはStreaky Ebony、ネックにはQueensland Mapleが使用されています。
Queensland Mapleとは名前にメイプルとありますが、特性的にはマホガニーやサペリに近いそうです。


そしてこれがある意味決め手となったAP5 PROのピックアップシステムです。


ボディーの厚み・大きさ的には直前まで使ってたBreedlove C22CEと変わらず、抱えた時の違和感はありませんでした。

一通り鑑賞も終えたところで試奏開始。
???あれ???思ったよりも何か弾きづらい。。。それでも我慢して20分ほど弾いていたら左手がようやく慣れてきたようで、逆にしっくりくる感触が。
そうなってしまうと後はただただ弾きやすく、今まで所持してきた中で一番楽な状態で演奏出来ていることに気づきました。
なるほど、これがMatonの売りでもある弾きやすさなのかと急に腑に落ちた感じです。

音は綺羅びやかながらも存在感のある中~低音で、Breedlove C22CEからするとかなり聴き取りやすい音になった印象です。
これがブラックウッドモデルを選んだポイントで、Breedlove自体が他のメーカーよりも低音豊富だった為により音の変化を少なくなるようにしました。
結果ストロークで6,5弦をガシガシ弾いても力強さが失われず、また繊細に弾いたときにもちゃんと抜けてくれる理想なサウンドで満足してます。

しかしこのギターの魅力たるや、凄いです。
もう一度弾き出すとあまりに良い音すぎてあっという間に3時間とかざらに弾けちゃうんですよ。
こうなってくると悪魔の囁きに負けて良かったぁと思ってみたり。

まだ部屋弾きなので肝心のAP5 PROの音を堪能出来てませんが、次のスタジオ練習の時まで我慢しておきます。

見事に負けました

はい。ということで1ヶ月ほど悪魔の囁きと抗っておりましたが、見事負けました。
しかも26日のライブを待たずしての敗北とは・・・

まあね。これまであんまりアコギに執着して来なかったこともあってか20数年のギター歴の中でも計4本だけしか所有しておらず、大体が5万以下の価格帯でその内1本はクジの特賞で当たったギターだったというね。

それが3年前にBreedlove / C22CEを手に入れて、今までより上位の価格帯(それでも定価で15万ほど)を弾いたことで、やはり作りや音、弾きやすさに感心させられました。
その後コロナ禍でバンドでのライブが無くなり、デュオとしてアコースティックライブを何本かやらせてもらった際に感じたミキサーからの音をもっと良くしたいと欲が出てきた訳です。
当初はC22CEのピックアップをデフォで搭載されているL.R.BAGGS / ELEMENTの上位であるANTHEMに換装することで欲を抑えようと試みましたが逆に音が良くなりすぎてしまい、より上位モデルの良い音を欲するようになってしまいました。

で、先日あーだこーだと欲しいモデルを書き出してましたが、結局この3本からではなく一番最初に目を付けていたモデルに決定と相成りました。
まあ、思ったよりもC22CEの引き取り額が良かったというのもあったんだけど。。。

実はギリギリまでMartinにしようとしてたんですが、やはりMartinは他のメーカーと違いボディーが膨らみやすくちょっとズボラな小生には状態を維持させるのは難しいのではという判断の元、方向転換。Breedloveの上位も狙ってた物の状態が気になったので今回はスルーさせてもらい、最終的にMATONにしました。
チューニングの煩わしさは少し残るものの、やはり3社の中ではピックアップが群を抜いて良いし、MATON独特のテンションの柔らかさも決め手の一つでした。

MATONも最初808にするかPerformerにするか悩みましたが、最終的に材質などを考慮し結局EBW808Cというブラックウッドを使用したモデルに決定。


数日中には届く予定なので、ライブが終わってからレビューしたいと思います。

負けそう

嗚呼、何たることか。
あれだけ悪魔の囁きに抗うべくC22CEに新しいピックアップを導入したのに、思いの外音が良くなりすぎちゃってもっと上位のエレアコが欲しくてたまらなくなってしまいました。

少しでも空き時間あったらデジマート見ちゃってるんだもんな。
ちょっとでも気を紛らす意味と頭の中を整理するために今目星つけてるギターの整理をしてみますか。

現在お気に入りに登録しているのはMartin、Breedlove、MATONの3つ(敢えて機種名は書きません)。どれも購入価格帯はほぼ同じ。ですが今一歩コレだっていうひと押しが足りません。
んだもので、ちょっと書き出してそれぞれのメリット・デメリットを見てみようと思います。

1.ピックアップ
MATONは独自のミックスのAP5 PROが搭載。BreedloveにはデフォでL.R.Baggsが付いているもののピエゾのみ。MartinにはFishmanが付いてますがこれもピエゾのみ。
ミキサー接続の音質だけではMATONが秀でてますね。ただ、YOUTUBEを見る感じではFishmanも意外と悪くありません。ただL.R.Baggsに関しては如何にもピエゾの音って感じでマイナスですね。

また問題なのが内蔵チューナーの有無。
今ではクリップ式という便利なものがありますが、チューニング中にミュートさせたい時にどうしてもそれだと手数が増えてしまいますし、最悪ミュートさせていることを忘れてしまう可能性も。
ではペダル式も考えてますが、これだと持ち運ぶ際に荷物が増えてしまい、設置する時など面倒が増えてしまいます。
その点でいくとFishmanはチューナー内蔵なのでポイントプラス。
L.R.BaggsはまたANTHEMに交換すれば音質は向上できますが、デフォがサウンドホールに取り付けてあるためチューナーは望めません。


2.音質・弾きやすさ
(メーカー全体のイメージとして)Martinがオールラウンダー、MATON・Breedloveはフィンガースタイル向けって感じで、主に9:1の割合でピッキングスタイルな小生にとってMartinが向いてそうですね。
モデル自体の印象としてMartinが中~高音よりでMartinらしい耳心地の良い音、Breedloveが低音たっぷりで音圧を身体で感じられる音、MATONは高音よりでパッキリとしたバンドで使いやすい音です。
また弾きやすさに関してはBreedloveはC22CEを弾いているアドバンテージがありますし、MATONはテンションが低くバレーコードでも押さえやすいのが良いです。
3機種ともカッタウェイがあるものの、形状ではMartinが一番弾きやすいです。


3.メンテナンス等
アコギはどうしてもボディーの膨らみや萎みがあるため、ある程度の調整が必要になってきますが、Breedloveは前出したように独自の機構を持ち合わせているため調整がかなり楽です。
またMartinはセットネックに新しい機構を取り入れており、ボディーの形状に併せてネック角度を調整できます(但しリペア推奨)。MATONはそういった独自の機構を取り入れておらず、従来通りこまめに弾かない時など弦を緩めるなど細かな対策が必要です。



とまあザックリとエレアコを選ぶ際に気にしている点を書き出しましたが、こうやって並べてみるとMartinが一歩前に出てる感じですね。
ただギターって存外、どれがいいかな~って悩んでる時がかなり楽しいので。迷いに迷って気持ちが満足してくれないかな~?

良い感じに仕上がりました

先日スタジオに新しくピックアップを入れ替えたC22CEを持ち込んできました。


家である程度音の確認はしてたけど、実際大音量で鳴らしてみるとTRU-MICの有り難みが実感できました。
元々低音が他のアコギに比べ強いんですが、ピエゾだとどうしてもその良い部分が再生しきれないんですが、TRU-MICのおかげでMIXされた出音は両者のいいところを併せた部分が再生され、デュオの語り弾き形式でも表現力豊かに演奏できますね。

実際録音してみたんですが、やはり演奏時に耳に入る音よりも更に生音に近い音がスピーカーから鳴らされているのを実感できたので、今回のピックアップの換装は良い結果が得られそうです。

Copyright © 単眼的ギタリスト : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]

管理人限定

カレンダー

05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

最新コメント

[06/19 @世阿弥]
[06/18 Jm]
[06/18 @世阿弥]
[06/16 Jm]
[06/16 Jm]

プロフィール

HN:
世阿弥
性別:
男性
職業:
印判業
趣味:
ギター関連
自己紹介:
音楽と本をこよなく愛する3児の父親

ブログ内検索