はい。ということで1ヶ月ほど悪魔の囁きと抗っておりましたが、見事負けました。
しかも26日のライブを待たずしての敗北とは・・・
まあね。これまであんまりアコギに執着して来なかったこともあってか20数年のギター歴の中でも計4本だけしか所有しておらず、大体が5万以下の価格帯でその内1本はクジの特賞で当たったギターだったというね。
それが3年前にBreedlove / C22CEを手に入れて、今までより上位の価格帯(それでも定価で15万ほど)を弾いたことで、やはり作りや音、弾きやすさに感心させられました。
その後コロナ禍でバンドでのライブが無くなり、デュオとしてアコースティックライブを何本かやらせてもらった際に感じたミキサーからの音をもっと良くしたいと欲が出てきた訳です。
当初はC22CEのピックアップをデフォで搭載されているL.R.BAGGS / ELEMENTの上位であるANTHEMに換装することで欲を抑えようと試みましたが逆に音が良くなりすぎてしまい、より上位モデルの良い音を欲するようになってしまいました。
で、先日あーだこーだと欲しいモデルを書き出してましたが、結局この3本からではなく一番最初に目を付けていたモデルに決定と相成りました。
まあ、思ったよりもC22CEの引き取り額が良かったというのもあったんだけど。。。
実はギリギリまでMartinにしようとしてたんですが、やはりMartinは他のメーカーと違いボディーが膨らみやすくちょっとズボラな小生には状態を維持させるのは難しいのではという判断の元、方向転換。Breedloveの上位も狙ってた物の状態が気になったので今回はスルーさせてもらい、最終的にMATONにしました。
チューニングの煩わしさは少し残るものの、やはり3社の中ではピックアップが群を抜いて良いし、MATON独特のテンションの柔らかさも決め手の一つでした。
MATONも最初808にするかPerformerにするか悩みましたが、最終的に材質などを考慮し結局EBW808Cというブラックウッドを使用したモデルに決定。
数日中には届く予定なので、ライブが終わってからレビューしたいと思います。
嗚呼、何たることか。
あれだけ悪魔の囁きに抗うべくC22CEに新しいピックアップを導入したのに、思いの外音が良くなりすぎちゃってもっと上位のエレアコが欲しくてたまらなくなってしまいました。
少しでも空き時間あったらデジマート見ちゃってるんだもんな。
ちょっとでも気を紛らす意味と頭の中を整理するために今目星つけてるギターの整理をしてみますか。
現在お気に入りに登録しているのはMartin、Breedlove、MATONの3つ(敢えて機種名は書きません)。どれも購入価格帯はほぼ同じ。ですが今一歩コレだっていうひと押しが足りません。
んだもので、ちょっと書き出してそれぞれのメリット・デメリットを見てみようと思います。
1.ピックアップ
MATONは独自のミックスのAP5 PROが搭載。BreedloveにはデフォでL.R.Baggsが付いているもののピエゾのみ。MartinにはFishmanが付いてますがこれもピエゾのみ。
ミキサー接続の音質だけではMATONが秀でてますね。ただ、YOUTUBEを見る感じではFishmanも意外と悪くありません。ただL.R.Baggsに関しては如何にもピエゾの音って感じでマイナスですね。
また問題なのが内蔵チューナーの有無。
今ではクリップ式という便利なものがありますが、チューニング中にミュートさせたい時にどうしてもそれだと手数が増えてしまいますし、最悪ミュートさせていることを忘れてしまう可能性も。
ではペダル式も考えてますが、これだと持ち運ぶ際に荷物が増えてしまい、設置する時など面倒が増えてしまいます。
その点でいくとFishmanはチューナー内蔵なのでポイントプラス。
L.R.BaggsはまたANTHEMに交換すれば音質は向上できますが、デフォがサウンドホールに取り付けてあるためチューナーは望めません。
2.音質・弾きやすさ
(メーカー全体のイメージとして)Martinがオールラウンダー、MATON・Breedloveはフィンガースタイル向けって感じで、主に9:1の割合でピッキングスタイルな小生にとってMartinが向いてそうですね。
モデル自体の印象としてMartinが中~高音よりでMartinらしい耳心地の良い音、Breedloveが低音たっぷりで音圧を身体で感じられる音、MATONは高音よりでパッキリとしたバンドで使いやすい音です。
また弾きやすさに関してはBreedloveはC22CEを弾いているアドバンテージがありますし、MATONはテンションが低くバレーコードでも押さえやすいのが良いです。
3機種ともカッタウェイがあるものの、形状ではMartinが一番弾きやすいです。
3.メンテナンス等
アコギはどうしてもボディーの膨らみや萎みがあるため、ある程度の調整が必要になってきますが、Breedloveは前出したように独自の機構を持ち合わせているため調整がかなり楽です。
またMartinはセットネックに新しい機構を取り入れており、ボディーの形状に併せてネック角度を調整できます(但しリペア推奨)。MATONはそういった独自の機構を取り入れておらず、従来通りこまめに弾かない時など弦を緩めるなど細かな対策が必要です。
とまあザックリとエレアコを選ぶ際に気にしている点を書き出しましたが、こうやって並べてみるとMartinが一歩前に出てる感じですね。
ただギターって存外、どれがいいかな~って悩んでる時がかなり楽しいので。迷いに迷って気持ちが満足してくれないかな~?
久しく無かったHELIXのバージョンアップがあったので、早速導入しました。
でもいきなり出鼻くじかれました。まさか小生がいつも使ってたWindows7のノートパソコンが遂に対応外になってしまうなんて。。。
一瞬面倒くさくなってバージョンアップさせないでもいいかな?なんてことが頭をよぎったけど、職場のパソコンがWindows10だったの思い出し、なんと無事にバージョアンプさせることが出来ました。
今回のは3.15から3.50に上がった事で色んな追加要素がてんこ盛り。
詳しく知りたい方はコチラを確認して下さい。
一番は新しいキャブエンジンと新規キャブの導入ですかね。
まあ現場主義の小生にはあんまり恩恵のないものでして、どちらかといえばバグフィックスとフットスイッチのある意味初期化を期待してバージョンアップさせました。
というのも小生がHELIXを入手したのが発売してすぐの2015年11月末なのでもう7年経とうとしております。
しかも入手後すぐに熊本地震が起こりHELIXの上に物が落ちてきたりと影響を受けたのもあり、震災後一度YAMAHAへ修理を出してます。
その頃からフットスイッチの切り替えの感触が思わしくなく騙し騙し使っていたんですが、3.00へ大型アップデートが行われた際、どういうわけか今まで不具合を起こしていたフットスイッチが見事復活したんです。
で、また最近感度が落ち始めていたので再び改善しないか期待を込めてアップデートさせたのですが、見事またしても復活してくれました。
POD FLOOR等でもLine6のフットスイッチは度々脆弱性が報告されてましたが、どうも物理的ではなくソフト面でなにか影響を与えてるんじゃないかと邪推してしまいます。
まあ、これでストレスなく使用できるので良しとしときましょうかね。
このところHELIXの音には満足してしまっていて、新しくモデルが増えても中々試す機会がないのが偶に傷だけど、後継機が出るまで愛用し続ける所存であります。
予定より早くL.R.Baggs / StagePro Anthemが届いたので、仕事の合間に早速取り付けてみました。
まずはTRU-MICの取り付けの前に、Breedloveはブリードラブ・ブリッジトラスという特殊な工法を取り入れている為、どこに取り付けようかネットで調べてみると偶然にブリードラブ・ブリッジトラスの調整記事を見つけたので先に行うことにしました。
どうも鳴りを良くする為にトップ材を極限まで薄くし、それが原因で起こるトップの膨らみを無くすための装置で、ネックのトラスロッドと似たような機構です。
これが緩んでくるとちょうど上部に埋め込まれたピエゾがその影響で最悪音が拾わなくなるようです。
メーカーも定期的なチェックを推奨しているようで購入後まだ一度も調整してなかったし、コレ幸いと調整させてもらいました。
意外と緩んでいたようで附属のレンチで軽く締めてやるとトップを叩いた音が締まった感じに変化したので、記事を偶然見つけられてラッキーでした♪
で、結局TRU-MICの取り付け位置はこのブリードラブ・ブリッジトラスの前がちょうどいい感じにスペースが空いていたのでそこに付けることに。
なんとかいい位置に収まってくれましたよ。
そしてこれがデフォのelementとの比較画像です。
見てのとおりプリアンプのサイズは全く一緒なので、前回書いたようにボディーに新たな加工は必要ありません。ザックリとした違いは裏側のピックアップ用のジャックくらいですね。
間違えないように動画を確認し1にピエゾ、2にTRU-MICをジャックイン。
ボディーにネジ止めしてあら方作業は完了。
最後にTRU-MICのケーブルを附属していたテープでボディー側面に固定して作業は完了しました。
見た目は以前と変わりませんが、ブリードラブ・ブリッジトラスの調整とTRU-MICとのMIX音が上手くマッチ出来るか今から楽しみでなりません。
まずは仕事終わってからじっくりと調整してみないとね。