最近弾き込んでいていきなり1弦がナットから外れるという症状が。。。
これはどうやら色々原因はあるものの、一番はナットにかかるテンションが想定より低くなっている為だと推測されます。
また併せて2弦の開放がナットからチューナー間で妙にビビるようになってきたんですが、これも同様にテンション不足から来るものです。
まず考えられるのは裏バネの変更。
このARENAは相当密に設計してあるみたいなので、Raw Vintage RVTS-1に交換したことでテンションのバランスが崩れてしまったのかも知れません。
ただそのくらいでバランスが崩れてしまうものなら弦のゲージを変更できなくなってしまうんですよね。。。
ただ今回の変更は音質よりもバネ鳴りを抑えるための処置なので、今回元に戻すことは毛頭候補にはありません。
次に考えられるのは弦のテンション。
これはストラトキャスターなんかでも起こりうる事ですが、片側6連のチューナーだとどうしても1弦(リバースなら6弦)がナットからチューナーまで長くなってしまい、程よいテンションがかかりづらいというものです。
Gibson系のようにヘッド自体に角度が設けてあれば、このテンションも適切にかかるようになるんですが、ARENAはストラトキャスターと同様のヘッドが採用されているのでテンション不足が発生しやすい状況になってます。
また、ヘッドの弦の高さを測ってみると、Victoryは約6mmに対し、ARENAは約8.5mm。
元々設計でGOTOHのチューナーを用いて1,2弦が低いものが採用されてはいるものの、個体差でテンション不足が如実に露呈してしまった形ですね。
色々考えた挙げ句、今回はストリングリテイナーを採用することにしました。
手っ取り早くストラトキャスターと同じ用にヘッドに取り付けてテンションを稼ごうと思います。
ただこのストリングリテイナーも種類が豊富なので、どれにしようかな~