今現在Manaを工房に出していますが、このままだと部屋にギターが置ききれないということでギターハンガーを増殖させることにしました。
当初は2段仕様にしていて下の段にも置けるようにしたつもりだったんですが、どうも高さが稼げておらず、VictoryやAutergoだけしか掛けられないことが判明。
だもんで場所的に増殖できる場所が限定された為、今回はこちらのスペースにしました。
ここだとちょっと横にある本棚から本を取り出す時に触れたりするので、しっかりと保持できるようにHERCULESのギターハンガーにしました。
掛けるだけでロックできるし、そのままでもラッカー塗装に対応しているというのがポイントでした。
前から使用しているギターハンガーに比べ前にせり出しており、ちょっとスペース的に圧迫する形になってしまいましたが、そこはご愛嬌というこで。
実はギターが増えてきた当初は7本掛けのスタンドとか使用してたんですが、スペース的なことでハンガータイプに変更した経緯があります。
ただ、2016年に起きた熊本地震で数十回も強烈な揺れに襲われたんですが、ギターハンガーにかけていたギター全て無傷だったので、今では保管する時にはギターハンガーしか考えられない人になってしまいました。
まあ一々ハードケースに仕舞っちゃうと取り出すのが面倒になったりして弾かなくなったりするから、弾きたい時にすぐ手にできるギターハンガーが一番性に合ってるのもあるけどね。
左側が変更後、右が変更前になります。
当初、差し当たってでフロントにPHILCO、リアにTiny Chiefにしてたんですが、その後ピックアップの交換とか内部配線材のエージング?が進んだこともあり、コンデンサーを見直しすることにしました。
で、フロントにはTigerを購入し、リアには手持ちのBlack Beautyを充てがうことにしました。
久しぶりの半田だったんでかなり右往左往してしまい、挙句の果てにポット端子の根本に溶けたハンダを落としてしまい、音が鳴らなくなるというポカの為、原因究明に1時間ほどあーだこーだしてしまいました(^_^;)
ですが、思い切って変えたおかげでフロントは枯れ・艶が増し、リアは音に粘りが出てきました。またリアはちょっと高音域が出すぎな部分もあったので、程よく中音域にハリが出てきたのでBumble BeeではなくBlack Beautyをチョイスして成功かなと思ってます。
ちょっと調べ物していたら気になる表記が。
2014年製のBuck Burstはいわゆる『Real Top』という企画物で、Hand Selectedの中でも上級に位置し、当時の責任者のエドウィン所有の材の中から更に選別された上質なメイプルが用いられているのか特徴。
確かにR8とは思えないフリックが沢山混じったブリスター杢が目を引きます。
ですが、問題はマホガニーの方。
こういった記事を見つけました。
なんと、ホンデュラス・マホガニーが使用されてると明記されてるじゃないですか!?
他に同様のReal Topを調べてみたんですが、ホンデュラス・マホガニーと記載されているのを確認出来ませんでした。
んだもんで、実際に所有している玲(マホガニー)、Autrugo(ホンデュラス・マホガニー)と比べてみました。
Buck Burst
玲
Autrugo
こうやって比べてみるとBuck Burstの導管はホンデュラスとマホガニーの中間のような感じ。
ホンデュラスのような特徴的な細目の長い導管も見られるし、普通のマホガニーのような小さな導管も見られます。
ただ単に謎が深まっただけのような気がしましたが、だかしかし、黒のラインが際立ったハカランダの様なローズウッド指板にホンデュラスに近しいライトウエイトのマホガニー、更にフリックの入ったブリスター杢といった、かなりBurstに近い仕様のレスポールに出逢えた幸運に感謝しないとね。