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単眼的ギタリスト

網膜剥離で右目がほとんど見えなく、且つ何事にも単眼的思考に陥ってしまいやすい管理人のブログ

WAZA-AIR レビュー

購入して以来、ほぼ毎日楽しくて仕方がないWAZA-AIR。

特に良いのが、そのサウンドなんです。
当初あまり期待はしてなかった部分なんですが、調べてみるとKATANA AMPから継承したとの事でHELIXにまでは及ばないものの、かなりのクオリティ。アンプはClean、Crunch、Lead、Brownの4つあり、TREBLE、MID、BASS、GAIN、VOL、PRESENCEが調整可能です。
エフェクターも従来のBOSSそのものなんで、ちょっとした感動を覚えました。
特に歪み系が正にBOSSチックで、若かりし頃になかなか良い音が作れなかったのが苦い思い出なんですが、流石に30年近くギターをやっているとスッと自分のサウンドに持っていくことが出来るし、純粋な歪みだけならHELIXにも引けを取りません。

エフェクターは1ヶのブロックに2種設定でき、かつそれぞれに緑・赤・オレンジと同系統のエフェクターをセット出来ます。
で、これを3ヶのブロックを同時に使用できるので、アプリ上でその都度切り替えて使用すれば、かなり幅広く音作りが出来ますが、ぶっちゃけアプリの操作性は余り作り込まれておらず、しかも操作に癖があるのであんまりオススメしません。
やっぱりガチっとバッキングならバッキング用、ソロならソロ用と6個まで保存できるパッチに入れ込み、ヘッドホンのボタンで切り替えた方が素早く、かつストレス無く扱えます。
ですので、アプリを触るのは本当に音作りしてる時だけで、実際使用する時はヘッドホンの電源を入れて、トランスミッターを差すだけ(トランスミッターはプラグに抜き差しするだけでON/OFFします)。

ノイズサプレッサーは設定の一番最後にありとても効きが良いですが、WAZA-AIR自体殆ど気になるレベルのノイズが無いため、あんまり出番はないかもね。

気になるレイテンシーですが、全く感じないレベルで、ピッキングニュアンスもかなりのレベルで追従してくれます。

あと前出したとおりアンプは4種あるんですが、更にベースやアコギ用にダイレクトインが備わっており、文字通りベースやアコギにも使えるんですが、自分の手持ちのエフェクターを接続する時もこちらに設定することで、普段練習する時と同じ音で弾くことが可能です。
実際自分的にこの機能が一番嬉しかった!


まあ残念なのはジャイロセンサーかな?
面白いのは面白い試みで使用当初は感動すら覚えましたが、30分もしないうちに邪魔と感じてしまい全てのパッチで切ってあります。ちょっと敏感すぎるんですよね・・・

とまあ簡単ではありましたが、3日ほど使い込んだ中でのザックリとしたレビューでした。
まだまだ設定としては細かくあり、試してないエフェクターもたくさんあったり、元から用意してあるプリセットも色々あるので、まだまだ色んなことを試してみないとね。

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さらなる高みを目指して

遡って1ヶ月ほど前になりますが、改めてSevernのMod.を行いました。
今回行ったのは内部配線材の総取っ替えとフロントピックアップカバーの除去になります。


フロントカバーに付いては、タップした際の音を更にシャープにさせる目的です。ですので、リアカバーに付いては現状音に満足しているため、今回はそのままにしておきました。

内部配線材は前回入手したシールドワイヤーがかなり気に入ったので、同じ販売元からややストラト向きのヴィンテージワイヤーをチョイスしました。
http://tmd.muse.bindsite.jp/vwd21/111-ultra-2.html

今回もなかなかハンダの付きが難しく、行きつけの工房の田中さんには苦労をかけてしまいました・・・(いつも面倒くさい依頼ばかりで申し訳ないです)
ですが、苦労させた甲斐あってか、以前のFreedom製のカスタムワイヤーに比べ、より楽器的な音になってグッと好みに近づけることが出来ました。


タップさせた音も狙い通り切れのある、よりシャープな出音になり、理想とするオールラウンダーなギターになったと思います。

BREEDLOVE / STAGE CONCERT GUITAR

久しぶりのバンド始動時に、新たなメンバーを招集したその際、今まで所持していたOM15CEを新たなメンバーに格安で譲り、自身にもうちょっとグレードアップしたエレアコを購入することにしました。

それがこのBREEDLOVE / STAGE CONCERTです。
 


今回中古で入手したんですが、ほぼ新品同様の状態を維持しています。
サイドとバックにローズウッドを使用しており、表情も大変気に入ってます。


今回購入するにあたって、同価格帯のモデルと悩んだんですが、最終的に派手すぎない音とボディーのバランスの良さでSTAGE CONCERTに決定しました。

思い起こせばアコギの遍歴はかなり偏っていて、当初は名も知らない1万のアコギから始まり、レジェンドの3万、Greg Bennettoの6万と徐々にグレードを上げていき、ようやくSTAGE CONCERTのクラスまで辿り着きました。
もうちょっと背伸びをしてTaylorの314ceにしようか考えましたが、今までのアコギの使用頻度とこれからのバンドでの使用頻度等などを考え、そこまでモデルはまだ必要ないと決定した次第です。


また久しぶりにアコギの音が心地よく感じているので、年末年始はSTAGE CONCERTを中心に弾き込んでいきましょうかね。

木目&杢

この角度から見れる木目&杢が大好き!



ただ、置かないと見れないのが残念無念…

My New Gear

某オークションサイトにて一目惚れして、即断即決したLes Paulがコチラです!
愛して止まない2014年製の1958 Les Paul Reissueです。



今回個人からの購入という事もあり、行きつけの工房であるスタジオグリームさんに直送してもらい、色々状態確認と簡単なMod.を施してもらいました。
既にデフォからいくつか変更点があり、出品時には所謂Jimmy Page風にアレンジされたギターでした。
(※ボディーの画像はオークション出品時に掲載されたもの)

確認してもらったところ、牛骨に交換されていたナットの整形は上手くできてるものの切込みが甘く、ナット近くでコードを弾くと音がバラけるとのこと。またネックが順反りだったこともあり、ネック調整と合わせて最高の状態に調整してもらってます。
それとブリッジの切り込みが若干ながら6弦側にズレていたんですが、演奏やサウンド面にはほとんど支障がないので、コチラは見送りました。

また今回行ったMod.は以下のとおりです。
・リアをCustomBuckerから57 Classic
・内部配線材をFirebirdにも施したヴィンテージワイヤー
・コンデンサーをリアにTiny Chief(後にBlackBeauty)、フロントにPHILCO(後にTiger)


リアはバンドメイン機にするため、以前CustomBuckerを搭載したBlackBurstを使用していた時に感じた不満を払拭するため悩んだ末に、57Classicをチョイスしました。
先出したとおり、Jimmy Page風に仕立てられていた為リアのみカバーが外された状態でしたので、それに合わせて57Classicもダブルブラックを選び、ついでにフロントのカバーも外しました。

内部配線材はTAK Firebirdに使用したヴィンテージワイヤーが思いの外良かったのもあり、まだ1m以上残っていたので早速交換しました。

コンデンサーは一番悩んだんですが、まずはお気に入りのTiny Chiefをリアに使用し、フロントには若干のバイト感を加えるためPHILCOにしました。
この部分は今後変更するかもしれないので、まずは手持ちで様子見です。





そして一番見てもらいたいのが、一目惚れしたこのメイプルトップです。


現地でハンドセレクトされたもので、Real TopというAegd用に使用されているメイプルをVOS仕様(しかも59年モデルではない58年モデル)に使われている、ある意味イレギュラー品である本機にはフレックがいたる所にたくさん入ってるのが見て取れます。
フレックは所謂ハードロックメイプルの見分け方の一部らしいのですが、諸説ありイマイチ信憑性はありません。
※追記(2020.7.9)
トップ材に使用されている杢はブリスターで間違いないとのことで、ブリスターはハードメイプルから採取されるとのことなので、トップ材はハードメイプル確定です。
また、カラーはCollector's Choice #17に採用された"Buck Burst"を用いてあり、カラーの名前も"Buck Burst"というそうです。


今まで持ってたレスポールと比べても一番音がタイトで立ち上がりが良く、更にキルトが特徴的なTakBurstと比較しても音の丸みは感じないし、どちらかといえば音の出方はイースタン・カーリーメイプルを使用したVictoryに似ています。



実際に2016年製と弾き比べましたが、ハイミッドの出方が全く違うのがよくわかります。
娘に聞かせても如実にわかるレベルで、ちょうど狙って欲してた部分なので嬉しい限りです。
流石にバラードやBluesなどは2016年製に軍配が上がりますが、ロックやバンドでの演奏なんかでは2014年製が抜きん出てる感じですね。

これでサウンド的に気に入って大事にしていきたい2016年製とTAK Firebirdは主に自宅弾き用として、実戦向きのサウンドに仕上がった2014年製をバンドのメイン機として使い分けながら、これからも大切に弾き続けていこうと思っております。


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自己紹介:
音楽と本をこよなく愛する3児の父親

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