手元に来てからあっという間に4日経ちましたが、毎日気が済むまで弾いてます。
ファーストインプレッションは思ったより音が弱々しいなと感じたんですが、それもそのはず、弦高は6弦1弦ともに2mmあり、ピックアップの高さも低すぎ。これじゃあポテンシャルの1割も出てないじゃん!ということですぐさま6弦1.5mm、1弦1.2mmほどまで下げて、ピックアップも調整すると一瞬で化けました。
当初の弱々しさは全く無くなり、まるでレスポールを奏でているかと錯覚しそうなほどなサウンドに変貌!
特に70年代のテレキャスターデラックスはKuNiFeと呼ばれる磁石を使用したハムバッカーが搭載されて独特な鳴りをしており、Kingfishも同ハムバッカーが搭載されたスターキャスターを愛用していました。
しかしこのシグネチャーに搭載されているのはお馴染みのアルニコでネックに力強い5、ブリッジにCustomBuckerなどに使われている3が使用されていることもあり、よりレスポール感が強く感じられます。
またトラブルメーカーと同様にアジャストマチックブリッジが用いられているのも貢献してますね。
よくオールドのレスポールとテレキャスターは音が似ているといいますが、このシグネチャーはよりレスポールが意識されていることもあってか、とても扱いやすいギターです。
今回のシグネチャーモデルを所有したことで、今手持ちのギターで出せなかったストラトからFirebirdの間の領域を任せる事ができるので、ある意味ソリッドギターに関しては満たされました。(もちろんヴィンテージは別腹ですが)
10月に予定されているライブはいきものがかりみたいな変則での構成でやるので、早速こいつをメインに持ち出そうかな?
ここ数年自分の中で熱いブルーズギタリストChristone "Kingfish" ngramのシグネチャーの発表・発売がアナウンスされたのが19日のこと。
その時に見たギターの画像と演奏動画に心奪われ、購入を決意するまで時間はかかりませんでした。
ようやく29日に届いたので早速オープン♪
いやぁ紫色のボディーが堪りませんね。まさに今回ある意味一目惚れポイントでもあります。
付属品はFenderのポーチに六角レンチなどが封入されてました。このポーチも何気にいいですね。スタジオやライブに入った時に色々と小物を持ち出す時に便利かも。
はやる気持ちを抑え、まずは弦交換と諸々の調整を先に済ませることにします。
弦を外したついでにピックガードも開けて色々と確認。
レスポールなんかと同じような配線ですね。ただこうやってみるとFenderもあんまりハンダ付けは上手く無いんですね。Gibsonはある意味見慣れてるのであれですがFenderお前もか!ってw
まだ全然音出ししてないので何も手を入れずに閉じましたが、今後配線材やコンデンサーは弾きつつどうするか判断しようかと思います。
1時間ほどチマチマと整備をして、ようやく全体を写真撮影。
前出しましたが、やっぱりボディーが綺麗ですよね。このMississippi Nightと名付けられたカラーが暗いところだと深い紫色なんですが、照明を当てると鮮やかな紫になるのがGood♫
ネックは厚めのVシェイプで、現在所持している大半が厚めのネックなので持ち替えても違和感なくスムーズに対応できます。ローステッド加工してあるため色がうっすら茶色くなってるのもアクセントになって良いですね。
プレートにはシグネチャーの証であるKingfishのロゴが入ってます。
ヘッドストックはラージタイプ。これは79年製のストラトキャスターを以前所持していたこともあり通常サイズよりもコチラのほうが好みです。
ヘッドストックの裏にもKingfishのサインが実にcool。
ピックアップも専用にカスタムされたシグネチャー仕様。
単体でも発売が決定してますが、そちらはピックアップカバーに彫刻されているロゴは無いとのこと。
マグネットタイプ | Neck: Alnico 5, Bridge: Alnico 3 |
マグネット線 | Enamel-coated |
ポールピース | “3+3” exposed |
DC抵抗 | Neck Pickup: 6.0K, Bridge Pickup: 8.75K |
インダクタンス | Neck Pickup: 3.6 Henries, Bridge Pickup: 3.7 Henries |
久しぶりにGibsonから松本さんのシグネチャーが発売になりますね。
TAK MATSUMOTO 1955 LES PAUL GOLDTOP
まさに小生が愛しすぎて自分でManaを作ってしまった'55 GTの2ハムバージョンです!
しかしこれ冷静に見るとギターの作り自体に?がついちゃうんですよね。
まず元が55年製なのにネックシェイプが59年のプロファイリングしたものが採用されていたり、このモデルの一番の拘りであるJeff Beck Oxbloodと同じようにバーブリッジ側にズラされたリアピックアップの位置が通常のレスポールと同じ位置になってるというね。
ここは松本さんもGTを作る際に工房にちゃんとJeff Beck Oxbloodと同じになるように細かく採寸してもらっているポイントなのでここを変更されたら・・・・ねぇ?
コンデンサーにはbumblebeeではなく当時この年代に使用されていたgrey tigerが採用されているのには納得してますが、肝心のピックアップがCustomBukerやTak BurstBukerではなくBurstbucker PROが載っているのも。。。
もちろん松本さんがチェックしてこのピックアップでOKを出しているんですが、シグネチャーの元になってるGTが歪みサウンドを特に気に入ってるのでそちらを優先したのかな?
当初Jeff Beck Oxbloodが良すぎて松本さんが作り出した今回の'55 GTなので、正直今までのシグネチャーモデルと比べてもシグネチャー感がかなり薄いです。
しかも折角の55年製なのに一緒なのがバーブリッジであることと、ALL GOLDであることぐらいで後はモデルとしても似てないものをシグネチャーとして出すとはGibsonも金儲けだけに走ったような感が否めません。
また元のは塗装をやり直してるのに、入ってないはずのウェザーチェックが入ってたりとやり過ぎですw
今回のシグネチャーは今までのもの比べてもかなりパッと見だけ似せてるものなっていて残念です。
でも小生も2年前にManaを作製してなかったら購入に躍起になってたかもしれないけどね。
先日ピックアップ交換を行い、AMOSがストックとして残ってしまいました。
これをそのまま残して置くのももったいない気がして、ちょっとした空き時間にこれを載せる用のギターを検索しまくってしまってます。
正直手持ちのギターで事足りるので、どうせなら普通に選んでもあんまり手に取らなそうなので思い切って趣向の違うギターという考えで、Vやエクスプローラー、SGなどを物色中。
あまり高いのものは今年は手が出せないんで、もし買うならEpiphoneかな?と思ってます。
昨年からバンドのサイドギター担当が手に入れたEpiphone製を2本調整してあげたのですが、それが予想以上にいい音に変貌を遂げたので、近年物のEpiphoneも悪くないなぁと。
特に2021年からInspired By Gibsonということでかなり力を入れており見た目にもパーツにも拘りが感じられて好印象なんです。
まあすぐすぐにとはいかないけれど、良いピックアップのために同額ほどのギターを買い足すっていう思考がなかなかやばいですよね。。
Manaを手に入れて早2年。
その間リアピックアップがSeymour Duncan AMOS →57 Classic → ThroBak SE-101 → AMOSと換装してきた訳ですが、先日調整したTAK Firebird、玲の音がすこぶる良くなったのを機会にManaもGibsonのピックアップに載せ換える事にしました。
ちょうど探してたLiveBuckerのカバードセットが某オークションに出品されていたのを見つけたのも今回のMod.に着手した切っ掛けでもあります。
相変わらず交換作業の画像を取り忘れたので、下の画像は既に交換した後になります。
SE-101、AMOS共にカバーがエイジド加工されていたので、ピカピカのカバーが若干違和感を覚えます。
折角弦も交換することだし、指板やフレットも清掃しました。
動画を見ながらボチボチ作業をしていたので終わるまで2時間ほどかかってしまいました。
この後、玲と弾き比べながらピックアップの高さ調整等を30分ほど行い、ようやく完了!
元々付けていたピックアップが所謂paf系で出力が8kΩ前後。LiveBuckerは同社のCustomBuckerを10%ほど出力を高めたモデルなんですが、入手したものは出力がいい意味で下振れしており、フロントが7.04kΩ、リアが8.19kΩほどで実測値ではE-Buckerと大差ないものになってます。
ただマグネットがCustomBucker、E-Buckerがアルニコ3なのに対しLiveBuckerはアルニコ5を使用してるのでキャラとしてはCustomBucker、E-Buckerよりガッツのある音ですね。
直前まで付けてたAOMSと比べても中低音域が抑えてあるので切れのあるサウンドに変貌しました。
やっぱりAOMS自体コリーナVのピックアップを元に製作されていることもあり、Manaにはちょっと太ましい音になりすぎてましたね。
ですので今回LiveBuckerに換装したことでスッキリし、TAK Firebirdや玲と比べても音の差が少なくなりました。