大雨の最中、スタジオ練習に出向いてきました。
今回はドラムがいない為、簡易的な3ピースでの形式なので早速件のサブボードを持参していきましたよ。
今回はIR有りきで音作りしているため接続先はミキサー。
ちょっと高音~超高音域が出過ぎてた感が否めなかったので次回調整ポイントですが、それにしてもいい時代になったもんです。
元々使用している機材と比べるのはナンセンスなんですが、この価格でここまでしっかり使える音が出せるとは。。
やはりちょっと自宅で聞いてたよりも歪みはデジタル特有のように中音域が弱く感じたのでEQで調整しましたが、音作りをきちんと把握している人なら難なくスタジオでも使用できるクオリティですね。
出音のバランスは自宅で時間かけて調整してたので、そこに関しては全く問題なし。
HELIXに唯一勝ってると感じたのがクリーントーン。特に最初から入っていたクリスタルトーンが気持ちよすぎて、いつまでも弾いていたくなるほどでした。
ただ、上下のパッチ切り替えに慣れてないので曲間の切り替えでミスを連発したで要練習。
次はアンプに直で繋いでみて、どちらがよりバンドに合うか試してみたいと思います。
閑話休題
残念だったのが満を持して持ち出したSuhrがこの大雨でネックが動いており、ビビリが酷すぎました。。。
帰宅後すぐに調整し、他のギターを調べてみたんですが動いていたのはSuhrのみ。
やはり元々夏場は多湿になる熊本の気候を経験しているギターにはこの大雨も何のそのだったようで、Suhrも早く落ち着いてもらいたいものです。
ちまちまと調整をしつつ漸く聴けるサウンドに仕上がってきました。
ここで、ちょっとした評価を5段階でしてみようと思います。
操作性・・・★3
同価格帯のBOSS GT-1に比べScene機能やフットスイッチが最初から付属されている為、数段扱い易い印象です。
ただ、Scene毎でアンプやFXの数値を変更できず、ただ使用するFXなどのいっぺんにON/OFF出来るだけにとどまっていたり、パッチは上下に1個ずつしか動かせないので意中のパッチの移動は面倒で、うまく配置しないと切り替えの多いライブには不向き。
モニターがカラー液晶ディスプレイのため視認性がいいので、音作りはやりやすいですね。
音・・・アンプモデリング★4、FX★2
価格帯を考えればアンプモデリングの音は特出してますね。IRも既存の出来もよく自作などを入れ込む事ができるので、結構なところまで追い込みが可能です。
特にクリーンサウンドは艶がありオススメしたいポイントです。
ただ反面、歪みFXがほとんど使えないレベルなのが・・・。モジュレーションやディレイなどそこそこ出来がいいだけに残念なところ。
拡張性・・・★4
フットスイッチやEXペダルを付けられたり、1つだけではあるもののLOOPも搭載したりと意外と拡張性は高いです。
前出した弱い歪みFXもLOOPにお気に入りのペダルを入れればいいだけなので、ある意味弱点を補えてますね。
ただバグの為今(2020.08.09現在)は使用できないヘッドホン端子がミニな点は賛否分かれるかも。
機能・・・★5
FXの順番を任意に変えれたり、ディレイやリバーブを並列に出来たり、外部出力先をミキサー(スピーカー)、コンボ・スタックアンプのフロントやリアを選べたり出来たりと、結構細かいところに気が利いてます。
ペダルもデフォはボリュームペダルで、踏み込めばWahに切り替わる仕様ですが、設定でFXやアンプの歪み量やディレイ量の変化などを操作することが可能です。
しかもアンプモデリング(ギター25種、ベース3種、アコースティック2種)と、エフェクト(ドライブ系12種、コンプレッサー3種、モジュレーション13種、ディレイ7種、リバーブ5種、ワウペダル5種)、4種類のイコライザー、ノイズゲートが有りベースやエレアコにも対応とかなり盛ってますし、67パターンのドラムトラック、60秒のルーパーも搭載されてるので練習もかなり捗ります。
総合評価・・・★4
とまあ駆け足ですが、10時間ほど弄ってみての大まかな評価です。
GT-1000やHELIXなど各社のフラッグシップモデルには当たり前ですが数段劣るものの、3万代で買えるマルチエフェクターとしては最高峰な出来だと思います。
ボディーにアルミ合金を使用しているので、安心して持ち出しも出来ますしね。
先日書いたNUX MG-30ですが、あれから色々検索してみて結構細かいところまで追い込めて楽しめそうなので、結局コンパクトでのボード作成を諦めMG-30メインでボードを構築することにしました。
ただこのままだとスタジオに入ったときにダウンチューニングが面倒くさいことになるので、Dropをメインボードから移設することに。
ぶっちゃけHELIXが先日アップデートした際にCapoというダウンチューニングに特化した機能が追加されてDropとほとんど変わらない音質なのを確認していたので、ダウンチューニング用のパッチを新たに増設してます。
ボードは色々サイズを検索し、PedaltrainのMetro 20 SCが程よい感じでしたのでこれをチョイス。
7日に全て届いたので早速ボードを組んでみました。
NUX MG-30の決めてだったのがフットスイッチが付属されていること。またScene機能がアップデートで追加された事もあり、使い勝手が数段上がっていたところです。
NUX MG-30なんですが届いてすぐバグ取り目的のアップデートが推奨されていたのでアップデートさせたんですが、ここでまさかのトラップ発動!
なんとモニター用にヘッドホンを付けるとペダルが機能しなくなり、音が出力されないというとんでもないバグが搭載されてました。。。。
2時間ほどあーだこーだしても解決せず代理店の荒井にメールしたりしてましたが、たまたま見つけたMG-300のバグで同じくペダルが機能しなくなるものがあり、解消法が書いてあるサイトを発見。
ダメ元で同じ用にペダルキャリブレーションし直してみると、見事復活しました!!
この事例はまだ荒井のホームページにも掲載されていないので難儀しましたが、何とか使えるようになりました。
肝心の音ですが、やはりHELIXには劣るものの価格帯を考えれば申し分なし。
色んなギタリストのパッチが複数入っているので、参考にしながら音作り出来るのでかなり楽ですね。
一通りパッチを作成できたので、後は時間をかけながら微調整をやっていこうと思います。
これでようやく気兼ねなくボードを持ち出せるようになったので、コロナ禍だけど色んなことに挑戦してきたいですね♪
あいも変わらずといか益々勢いが増してきているコロナ禍で、ライブの企画が全く立てられません。
だもんでバンドでの練習も間隔を開けてやってるんですが、今まで結構な頻度でスタジオに入っていたこともあり、暇を持て余すようになりました。
ボーカルも大きな声が出せなくてフラストレーションが溜まるとのことだったので、6月くらいからボーカル、ギター、ギターという変則でスタジオに入り、普段あまりやれない曲などを練習するようになりました。
ただ、毎回メインボードを持ち出すのも一苦労なんで、そろそろコチラの練習用に簡易的なボードでも作ろうかな?とも思うわけです。
一応、コンパクトメインで作ろうとは思い立ったものの、ボード・スイッチャー・DCアダプターなどを最低限揃えようとするとやはり結構な出費・・・・。
なのでマルチエフェクターなんかも視野に入れて探していたら、ちょっとこれは良いなと思えるものを発見しました。
中国ブランドで最近海外でも話題に上がるNUXのマルチエフェクター。
値段も安価で、音も馬鹿にならないレベルで高品質なんですねぇ。
ただ、パッチ切り替えが上下に踏み込むタイプなんで、曲中でたくさん切り替えを行うんでちょっとバタバタとなりそうなのが難点かな、と。
でもコンパクトでこれならギグバックに入れて持ち運びできそうなんで、そういうところに惹かれてます。
6月にピックアップ交換したManaですが、ようやくバンド内でチェック。
結果は良好で、以前感じたハウりやすさも見事に軽減出来ました♪
やっぱりエスカッションに付けやすいからとバネを弱いものや短いものを安易に使わないほうがいいと思い知らされました。
ただ、あるパッチだけ相性が悪く感じたので、今後はそれを作り直しそれでも上手く改善されない場合は、Mana使用時のみそのパッチを使わない方向にしようと思います。
それと週末はSuhrの音出しもチェックできました。
結果としてはこれまた思い通りのサウンド♪
鵺の特徴でもあるμFの記載がなく、メーカーもどちらにでも関係なく搭載できると謳っているだけあって、HSHのようなハム、シングル混在のギターにはもってこいですね。
今回チョイスしたOROですが、以前の3モデルとは明確に違いちゃんとトーンを絞ればウーマントーンが出せます。
しかもTONE10でも耳に痛い高音域を上手く抑えてくれるので、かなり弾きやすくなりました。
音自体はどちらかというとROSSOに似ており、更に表現豊かになった感じです。
元々ROSSOがBumbleBeeに似ていて、イメージとしては容量が0.022から0.033にしたようなそんな変化を感じることが出来ます。
コンデンサーでは音が変わらないと言われる方もいらっしゃいますが、小生は変わると断言します。
ただ、派手な変化ではなくほんのりとした変化ですが。
これは料理に使う塩の産地にこだわるのか、どのくらいの分量で入れるのかという違いと同じで、気にしない人にはどうでもよく味の変化も殆どないと感じる反面、こだわってる人にはちょっとした違いも大きな変化に感じる・・・・ということだと考えてます。
だからザックリとコンデンサーに拘るくらいなら・・・と一括にしないで、色々と試してもらいたいものですね。