ノイズ問題で結局アナログとデジタルの関係に今更ながら行き着いたので、それをどうにかすることにしました。
まずデジタル回路であるPolytune 2とAC-3を仕分け、Battery Emulator 9.6から電源を取ることに。
幸いPolytune 2には電源供給が出来るようDC OUTがついたのでそれを活用した形です。
これでひとまず気になっていたアナログ/デジタル混同ノイズは解消されました。
以前使用していたAC-2がアナログだったんでそのつもりで使用したんですが、AC-3はデジタルリバーブが搭載されていているし、なによりCOSM搭載って事でもうちょっと早く気付けよって感じですが・・・(;´∀`)
で、ついでと言っちゃあなんですがどうせならパワーサプライからも9.6v取れるようにしようと思い『Noah'sark / DC-STICK』を導入しちゃいました(*´∀`)
ボードに入れてみましたがONE CONTROL / Distroよりも横に細長いので上手くスペースを活用出来ます♪
しかもDistroのノイズ対策はあくまでもボディーに使用されたアルミだけだったんですが、DC-STICKは個別にノイズフィルターが搭載されているので極めてノイズが抑えられているのが良いですね(*´ω`*)
またDistroと比べても付属しているケーブルがしっかりしているのもポイントかな?
DistroはG-SYSTEM時に12~18Vを取るのに役に立ったけど、今のシステムでは12~18V使用するエフェクターもないし後顧の憂いがありません。
(もし必要になってもLINE OUTを使用すれば12V取れるしね)
最初はアナログとデジタル問題でFREE THE TONEなんかを視野に入れていたけど、Polytune 2のお陰でその必要もなくなったし、パワーサプライに無駄にスペースを取られる心配もなくなったんで一石二鳥でした♪
18日のスタジオで色々とお願いしていたAutergoが完成したので、バンド練習がてら受け取ってきました!
先日も書いたけど、やっぱりダブルゼブラは圧倒的にカッコイイですね♪
今回は誕生してから気になっていたノイズの処理とネックのメンテナンス、それと追加でピックアップをTAK Firebirdに搭載されていたTAK Burstbuckerを4芯化させて換装してもらいました(^_^)ノ
後、アドバイスで現在使用しているGHS / Coated Boomersだと弦アースが取れないとの事だったので、次回からは最近とみにお気に入りのD'Addario / EXP110に変更させます( ´艸`)
スタジオ練習では気付かなかったけど、家に帰ってじっくり弾くと、またちょっと以前と違って聞こえますね。
特に工房に預けてた2週間はBlackburstばかり弾いていたので、やたらモダンに聞こえて違和感がハンパない(;´Д`)
と言うことでBlackburstとAutergoを同じ曲で録音し聞き比べ。
互いに細かく聞き変えてみると、やけにAutergoの高音域が強く聞こえます。
ということは比例して低音域が弱いということ。
(´ヘ`;)ウーム…以前なら色んな特徴のギターがあった方がいいからとそのままにしておくんですが、今は明確に好みの音(ヴィンテージサウンド)があるので、違和感を早いうちに修正しないと。
ってことでピックアップの高さ調整、そして意外と重要なピックの選定の2点を行いましたo(^o^)o
ピックアップの高さ調整である程度大まかな目星をつけて、ピックで最終調整って感じですね。
ピックは先日にBlackburst用で色々調べていたので、手持ちのピックがどんな傾向かは手に取るように分かります(`・∀・´)エッヘン!!
結果、Terry Gould 0.88から渡辺香津美デビュー45周年記念ピックになりました。
Autergoはボディ材に4Aカーリーメイプルとホンジュラスマホガニー、ネック材に3Pウォルナット、指板にエボニーと今ではかなり贅沢な逸品。
当時無理して製作しといて良かった~(ノД`)
シェイプも今所有しているギターの中でも一番フィットします(´▽`)
これからも幾重の改造を重ねるとは思うけど、ずっと大切にしていきたい相棒です♪
またしても気になる事があるので書きたいと思います。
こちらの画像はGibson Collector's Choice #34、通称Blackburstの仕様書になります。
ここで確認してもらいたいのが、ネックのプロファイリングの部分。
1960'sとしっかり書いてあります。
しか~~し!
このBlackburst。オリジナルシリアルは0-0162で60年のものかも知れませんが、オーバー塗装する前は59年の個体です。
塗装後に改めて60年のシリアルナンバーをふられてます。
ということは、ナンバーは60年でもギター自体は59年のバーストなんです。←ここ凄く重要。
で、実際のネックはどうなのかというと、60年にしては明らかに太い!
だけども何を持って太いかとか、実際に触れてみないと分からない部分ですよね。
と言うことで分かりやすいのは数字。
ここでYouTubeの有名なWildwood Guitarsさんの動画からNeck Dimensionsというものを参考にしました。
Neck Dimensionsの平均値
58年リシュー 1st : .910 / 12th : .1010
59年リシュー 1st : .900 / 12th : .1000
60年リシュー 1st : .800 / 12th : .920
面白い事に丸太と評される58年と59年の差がほとんど無いですね。
まあ、これはあくまで部分的な数値なのでネック全体だとまた違いが出てくると思います。
特に12thの値は59年だと大体.1000なのに対し58年は.1030なんてものあったしね。
※ちなみにTAK DCは1st : .850 / 12th : .950とちょうど59年と60年の真ん中の数値。
ここで肝心のBlackburstの登場!
Blackburst 1st : .900 / 12th : .990
動画では4つUPされてますが、数値上では元の59年と変わらない結果でした。
結論としては、数値上でも実際は59年のネックと変わらなくてホッとしてます( ´Д`)=3
せっかくのCollector's Choiceという企画。しかも価格も価格なので、Gibsonにはこういった事はもっとキチンとして欲しいものです。
毎日のようにBlackburstを弾いてますが、近頃ちょっとフロントが甘くなり過ぎたかな?と感じるようになったので、フロントだけコンデンサーを変えてみることにしました。
手持ちだとTAK FirebirdやBlackburstにデフォで付いてたNOSのBumblebeeを始め、ヴィンテージのBumblebee、Philcoなど8種類ほどありますが、どれも今回のには合いそうにありません。
どうせなら、もうひとつのお気に入りであるTiger系から選ぼうと思いつき、中でも高音域が特徴のDwarf Tigerに決めました(o゚▽゚)o
TINY CHIFE .01 600VからDwarf Tiger .01 400Vに変更。
(´ε`;)ウーン…こうやって画像で撮るとGibsonの半田付けの適当さがよくわかります。
まぁ、でもGibsonの音はある意味こういったルーズさが生んでる気もしてるんで、このまま放置してます(^◇^;)
肝心の音ですが、狙った通り甘過ぎず高音が適度に残った音に変貌を遂げました。
TONEを目一杯絞っても篭もりすぎないので、色々扱い安そうです( ´艸`)
枯れ具合は両者ともドッコイドッコイですね。
今回思い描いたのは松本さんのアルバム『華』に収録されている【御堂筋BLUE】の57年のLes Paulサウンドでしたが、良い感じに近づけました。
59年のリシュー(しかもCC)で狙うものでもないような気もするけど、これもひとつのヴィンテージサウンドということで(^0^;)
弾く度にニヤニヤが止まりませんw
ちょっと気になる事があったので書いてみます。
これが先日嫁いできたBlackburst Pilot Run #1です。
シリアル・ナンバーはPilot Runの為、Historic Serialがふられています。
因みにナンバーは“942413”
これは最初の1桁目【9】がリシューの元になっているモデルの製造年で、これは59年のリシューを意味しています。
2桁目【4】は実際の製造年で、これは2014年に製作されたギターという意味。
そして、3~6桁目【2413】は通し番号になっており、2413本目に製作されたという事になります。
という事はこのギターは’59年リシューの2014年に製造された2413本目という事ですね。
で、気になった事というのは次の画像を見て下さい。
左のはCC #34のナンバーは“024”。付属の塗装前のHistoricのシリアル・ナンバーは“941590”。
右のはCC #34のナンバーは“100”(因みに#34は100本限定)のもの。付属の塗装前のHistoricのシリアル・ナンバーは“942009”。
シリアル・ナンバーだけ見ると“024”は2014年の1590本目、“100”は2014年の2009本目のギターを用いて作られたという事になります。
で、小生の所有しているギターは2413本目・・・( ゚д゚)ポカーン
更に検索するとこんなのも発見しました。
CC #34のナンバーは"077"、付属の塗装前は"942506"で2506本目。
Pilot Runは量産を本格的にスタートする前に、量産化された試作を生産する意味。
ということは、わざわざPilot Runを作る前にCC #34用に100+α本分確保していたって事になります。
普通想像する製作の流れは、
Pilot Run用のHistoric作製、Pilot Run製作
↓
仕様OK
↓
CC用のHistoric作製、CC製作
だと思ってたけど、実際の流れは……
製作されたHistoricの中からCC用に確保
↓
Pilot Run用をその中からランダムに選び製作
↓
仕様OK
↓
確保済みを使用してCC作製
って感じでしょうか。
これだと、試作したのはオーバー塗装とエイジド加工具合だけって事かな?
それにしても、なんか逆に面倒くさい作り方してるなぁ(^_^;)
途中でギターの仕様変更とかあった時を考えてないのかな?なんて思ってみたり……
小生のギター自体満足しているので、別にどういう順番で製作してるかなんて別に問題じゃないんだけど、ちょっと気になったんで想像してみました(^^ゞ