Oxbloodに誘惑されて早1年。
TAKのGold Topに魅了されて約1ヶ月。
ようやく完成したギターが手元に届きました!
TAK仕様に近しい55年リイシューを使用したGold TopのOxblood mod.です。
TAK自身も54年製ではなく55年製からmod.を施しており、タイミングよく“Year of 1955 Innovation”のバーブリッジ仕様が手に入ったことから、この同様のmod.にしようと思い立ちました。
実は55年自体前半が54年仕様、後半がTOMへ変更したためリイシューモデルとしてはなかなか市場に出回っていません。
しかも仕様的に中途半端な時期(バーブリッジなら54年モデル、TOMなら56年モデルで事足りる)なので市場での人気も低く、予想よりも遥かに安く手に入ったのもラッキーでした♪
今回パーツの変更としてはスピードノブからバレルノブに変えた他、リペアショップからのアドバイスでスタッドをロングのスチール製にしました。
またデフォの音がすこぶる良かったので内部配線材とコンデンサーはそのまま流用しています。
今回の音の決め手となるピックアップですが、これも幸運にも発売当初から気にしていたJoe BonamassaのAMOSピックアップを某オークションで入手できたので、コチラを搭載することにしました!
このAMOSピックアップは、Bonamassaが所有する58年 Flying V Korinaに搭載されているPAFをSeymour Duncanが解析して作製したシグネチャー・ピックアップです。
出力はフロントが7.5k、リアが8.3kとPAFレプリカとしては平均的ですが、磁石にAlnico6を用いているのが非常にユニーク。
ダンカン自身が使用理由として「元のピックアップを注意深く調べたところ、独特の何かが明らかになりました。これは、Alnico6の磁石を使用しないと再現できない、非常に強い磁性です。Alnico 6はPAFレプリカにとっては奇妙な選択のように思えるかもしれませんが、結果は驚くほど暖かく、クリアでパワフルで、オリジナルのトーンと一致しています。」と述べています。
良い感じにカバーもエイジド加工がされており、ちょっとした貫禄が出ましたね。
そして今mod.の肝となるピックアップの位置ですが、Oxbloodと同様にリアピックアップの上部ラインを基準に下方向ザグリ加工を行なってもらいました。
玲との比較画像です。
拡大してもらうとわかると思いますが、エスカッションのフレーム分だけ下方向に取り付けられています。
この僅かな差が通常のレスポールよりもトレブリーに音がシフトするポイントでもあります。
4.35kgとちょっと重めですが、サウンドはほぼ期待通りのものに仕上がりました!
今回交換せずにおいたコンデンサーですがちょっと高音が痛い部分も少しあるので、今後のバンド等で使用した時に見極めてヴィンテージのものに交換するかも。
なにはともあれ、現時点では理想的なギターに仕上がったのでこれからガンガン弾いて行きたいですね。
今現在Manaを工房に出していますが、このままだと部屋にギターが置ききれないということでギターハンガーを増殖させることにしました。
当初は2段仕様にしていて下の段にも置けるようにしたつもりだったんですが、どうも高さが稼げておらず、VictoryやAutergoだけしか掛けられないことが判明。
だもんで場所的に増殖できる場所が限定された為、今回はこちらのスペースにしました。
ここだとちょっと横にある本棚から本を取り出す時に触れたりするので、しっかりと保持できるようにHERCULESのギターハンガーにしました。
掛けるだけでロックできるし、そのままでもラッカー塗装に対応しているというのがポイントでした。
前から使用しているギターハンガーに比べ前にせり出しており、ちょっとスペース的に圧迫する形になってしまいましたが、そこはご愛嬌というこで。
実はギターが増えてきた当初は7本掛けのスタンドとか使用してたんですが、スペース的なことでハンガータイプに変更した経緯があります。
ただ、2016年に起きた熊本地震で数十回も強烈な揺れに襲われたんですが、ギターハンガーにかけていたギター全て無傷だったので、今では保管する時にはギターハンガーしか考えられない人になってしまいました。
まあ一々ハードケースに仕舞っちゃうと取り出すのが面倒になったりして弾かなくなったりするから、弾きたい時にすぐ手にできるギターハンガーが一番性に合ってるのもあるけどね。
ついに念願のバーブリッジタイプのLes Paulを入手しました!
こちらの個体は2010年にGibsonが“Year of 1955 Innovation”と称されたシリーズで、1955年前期に発売されいたTOMになる直前のモデルを復刻させたLes Paulです。
これは昨年B'zのニュー・アルバムが発表された折、TAKがOxbloodをメインで使用したの知り気にかけていて、またアルバム自体もの凄く気に入ったということもあり、かなり聴き込んだ事もありOxbloodの独特の鳴りに心をつかまれていきました。
諸事情でライブには行けず直接にその音を聴くことが出来なかったんですが、今年2月に発売されたライブDVDを目にした事で完全にOxbloodの虜になってしまいました。
もちろんOxbloodそのものを購入しようと考えてはいたんですが、やはりギター自体はファンの方がメインで購入しているので中古ではほとんど出回っておらず新品でも高額のため手が出ません。
そのまま2ヶ月が過ぎようとしていた頃にB'zの会報が届き見開いた瞬間、完全に目を奪われてしまいました。なんとそこにはTAKが抱えていたのはGold Topにバーブリッジ、ハムバッカー仕様の所謂Oxblood状態のLes Paulが!!
慌てて会報を詳しく読むと、TAK自身もOxbloodの音やテンション感をいたく気に入り自分で同様のギターを作ろうと新しく1955年製のLes Paulを購入し、Oxblood同様のMod.を施したとのこと。更にそのギターの音色がとても良かったため、新しいソロ・アルバムでメインとして使用したことも掲載されていました。
その記事を目にしてからは完全に頭の中はOxblood仕様のこのLes Paulの事だけ。
それからは1954年及び1955年モデルを検索しまくる日々を送っており、ついに先日時期限定で格安で販売していたこのYear of 1955 InnovationモデルのLes Paulを入手する運びとなりました!