8/31にStudio GREAMへバンド練習に行って来ました。
そのついでと言っては何だけど、オリジナルギターであるAutergoを入院させることにしました。
第一の目的としては今年頭にしたフレットすり合わせにより、予定よりも早い段階で低くなりすぎたフレットを交換すること。
これはギターを製作段階でProvisionに当初決めていたジムダンロップ #6140からスレンレスフレットへ変更してくれとお願いしたんですが、既に#6140用にみぞ切りしてあるから無理と言われ断念した経緯があります(´・ω・`)
しかし酷使しすぎた為かフレットの減りも懸念していたよりも早く、今回意を決してステンレスフレットに打ち替えることにしました。
その次は現在フロントだけをシリーズ/パラレル切り替え出来るようにしていたのを、ポットを使用してシームレスでハム~P90風~シングルへ切り替えできるように変更。
最初はリア・フロント両方共切り替えできるようにしようと考えてたんですが、それぞれにポットが1つ必要になり、現状では穴を増設しなければならなくなるので、今回はフロントのみにしました。
でもよくよく考えてみると、Venetian Redを使用してからというものAutergoではリアを切り替えて使用することもなくなってしまったので、こりゃ必要ねぇなと(;^ω^)
で、当初Kent Armstrong WPU900をフロントにしていたように、フロントにはP90サウンドを欲するときが多々あるので、今回はこの音を得られるように狙ったもの。
まあまるっきりP90の音が出るようにはならないけど、出力を抑えることでより歪みをコントロールしやすくなるしね。
後は半田の総付け替え。
以前依頼していたショップの腕が落ちたのか、先日キャビティーの内部をいじくっていたら簡単に線が外れてしまったので、これをスッキリと最小限の半田でキッチリと付け直してもらうように急遽お願いしました。
入院期間は大体2週間ほどの予定。
今はセットリストの関係でVenetian Redを使用しているので、急ぐことなく、ゆっくりと調整してもらいます(´∀`)
21日にようやく到着したBare Knuckle / Rebel Yell。
さっそくAutergoに搭載させてみました!
当初、またミニスイッチでパラレルに出来るようにするかシンプルにタップだけさせるか悩んだけど、今回は何も手を付けないことを選択しました。最近Autergoでは殆ど使用してなかったしね。
配線自体も12Pのミニスイッチにちょこちょこと半田付けするだけ済んだので20分もかからなかったかな?
完成後の画像はコチラ→
ピックアップ自体も黒からリバースゼブラに変わり結構印象が変わりました。
肝心の出音は以前と比べかなり歪むようになりました。やはり9.4Kから14.4Kの差は伊達ではないですね。
トーンとしては思いの外中高音域が前に出るようになり、印象としては最初に搭載していたVooDoo HB-60'Sと似ていてそのまま出力を上げたような感じかな。
でもその出過ぎない低音のお陰でタイトなサウンドになり現在使用しているハイゲインサウンドとマッチしていて良いんですよねぇ〜
こうやって弾いてると音の好みが3,4年前に戻ったみたい。やっぱり最近Venetian RedやNF-3を弾いてるのも多少なりとも影響してるのかな?
なにはともあれ、弾きながらピックアップの高さを調整して、またバリバリ使用していこうっと♪
Autergoの弦張替をするついでに、ようやくピックアップキャビティ内のノイズ処理を行いました。
本当は前回ポット周りのノイズ処理をやった際に一緒にやればよかったんですが、コーティング弦に張り替えたばかりだった為に先延ばしにしておりました(^^;
ノイズ処理の方法は前回同様、導電塗料の変わりにアルミテープを貼るというもの。
ポット周りとは違いザグリ方がちょいと複雑になっているので色々と難儀しましたが1時間くらいで作業が無事終了しました。
その後ショートしてないかどうか確認してひとまずノイズ処理は終わり。
本当はトグルスイッチの所もやらなきゃならないけど、根気が続かなかったのでまた次回ということで・・・
肝心のノイズはやる前と比べてほんのちょっとなくなったかな?と思える程度だったけど、まあ『やることはやってるんだぞ!』という完全な自己満足の範疇ですよ、はい。
ハイゲインペダルを使用する上で、一番ネックになるのはノイズ。
これが多いとハウリングの原因となって、演奏中制御不能に陥ってしまいます。
そして小生所有のギターの中、一番ノイズが酷いのが実はAutergoなんですね。
しかもP-90(所謂シングルピックアップ)搭載のElectra JETより酷いという事実・・・
前々から気にはなってたんですが、騙し騙しで使ってました。
しかしいい加減処理をしなきゃなと思い立ち、ようやく実行に移すこと。
今回は以前所有していたEpiphone SGやVenetian Redと同じような処理にすることにしました。
それはキャビティの底と蓋の裏にアルミを貼り、アースを落としているポットから更にアースをアルミを貼った裏蓋に落とすという物。
本来はよくあるようなキャビティ内全部をアルミないし銅箔で覆ってしまうというのが良いかなとは思ったんですが、前記の2本はある意味簡易な処理でもほとんど気にならないレベルのノイズだったので、今回はコチラを採用することにしました。
ってなもんで作業自体は1時間程で終了。
早速アンプに繋いで確認したところ、大体1/5くらいまでノイズを抑えることに成功しました!
まあキャビティの側面やピックアップキャビティ内にアルミテープを更に貼ればもうちょっと除去できるとは思うけど、今回はこれで満足かな。
本当はピックアップキャビティ内にも貼りたいけど、この前コーティングタイプの弦を張り替えたばかりなんで、次弦を交換する時にでも覚えていたらやろうかなと思います(^^;)
※本当は画像を貼ろうかと思ったけど、ちょっと汚くなったんで今回は辞めておきますf(^ー^;
継ぎ足し配線のためフロントがショートするという現象に陥り、配線し直しを機にJACKからVol.ポットまでを除き全て一新することにしました。
線材は小生の中で安定感が抜群のWE。今回はいつものショップ店長がこちらの意をくみ取り、’50の22AWGの撚り線を使用することになりました。ただこのままだとぼやけがちになりそうだったので、前回交換したブラックエナメルの単線材はそのままにすることにしました。
交換後はキャビティー内がスッキリしていることが判ると思います。
いやぁ〜、やっぱりプロは仕事の質が違うね。
音出しチェックした感想は以前に比べやたらカラッとしたなぁというもの。前はなんだかんだといってモダンなのかヴィンテージなのか、どっちつかず状態だったのがいっぺんにヴィンテージ寄りになった印象です。
ただ弾き込んでいくとまた出音傾向も変化してくると思うので、どういう風に変化していってくれるか楽しみだ〜ね。