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単眼的ギタリスト

網膜剥離で右目がほとんど見えなく、且つ何事にも単眼的思考に陥ってしまいやすい管理人のブログ

EMMA / ReezaFRATzitz Ⅱ インプレ

100308_212002.jpgデンマークに工房を構えるEMMA。その中でも一番人気のあるReezaFRATzitz がバージョンアップし、TONEのツマミがLowとHighに別れ、より音作りの幅が広がった本機。
他にも新たに《UNTRUE BYPASS》というサーキットを備えています。

それでは各種のインプレをばノシ
・Bias ・・・ マニュアルには左に回せばClassB、右に回せばClassAという真空管の特性をシミュレートしてますとありますが、小生としては左に回せば6L6管、右に回せばEL34管っぽいニュアンスが出せると感じるんですよね。
というのも、左に回すと低音・高音が持ち上がり中音が下がる、右に回すと逆に中音が持ち上がり低音・高音が下がるからなんです。
これが丁度6L6管とEL34管の特性と同じなんで、そういう風に捉えて音作りしたほうが簡単に自分の好みのサウンドに設定し易いです。

・Low / High ・・・ これはとても利きが良いですね。ちょっと動かすだけで音の出方が変わるので、より細かく設定を追い込む事が可能。
また両者ともMin / Max辺りから1〜2位は急激に音が変化するので、思い切ったカットやブーストも簡単に作れますよ。

・Gain ・・・ かなりのハイゲインからほぼクリーンまで変化するので、色んなジャンルに対応可能。
歪み方は粒が粗っぽいけど、そこら辺のエフェクターとはちょっと違い、巷で人気のアンプライクの歪みに似て結構太いです。ですので、JC-120などのトランジスタアンプしかない所でもコレさえ繋げばチューブアンプっぽい歪みが出せますよ。
ただ普通にチューブアンプに繋いでもReezaFRATzitz Ⅱの個性は失われないのは流石の一言。

・ノイズ ・・・ これはかなり多めですね。まあGainを半分までしか上げないなら問題はないんですが、小生みたいに3時以降辺りまで上げたいのであれば、ノイズゲートは必須です(^^;

とまあ、非常に簡単なインプレでしたがいかがだったでしょうか?
ReezaFRATzitzを更に使いやすくしただけのバージョンアップだったので、以前からReezaFRATzitzが欲しかった人や現在使用中の人にも受け入れやすいFXだと思います。
ただ上記したようにノイズの多さだけは残念ですね。特に直前まで使ってたDOMINATORのノイズが少なかっただけに余計に気になる部分だなぁ(-。-;)
ともあれ、音質的には好みにドンズバだったんで、末永く使っていこうと思っておりますよ(*^_^*)

肝心の《UNTRUE BYPASS》が以前の《TRUE BYPASS》に比べどう変わったかはバージョンアップ前のを使用した事がないので比較できないのが心残りです・・・(>_<)

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OKKO / DOMINATOR

091028_081927.jpgDiabloなどのエフェクターでお馴染みのドイツメーカーOKKOのハイゲイン用ペダル。
歪みの幅はクランチ~モダン・ハイゲインとかなり幅広いです。

EQはBASS/MIDS/TREBLEの3つ(それぞれカット/ブースト)に加え、ペダルの上部に Midrange Selectorがあり、中音域を3種類から選べるので、かなり設定の幅が広いです。

購入後一悶着ありましたが、なんとか自分なりにオイシイ設定を見つける事に成功しました(^^)
ポイントはMidrange Selector。コイツはデフォのMidだと音がばらけてしまうんですが、Mid LowかMid Highにしてあげるだけでグッと音が締まり音抜けが格段に良くなるんですよ(^_^)b
んなもんで現在の設定は→の設定にMidrange SelectorはMid Lowにしてあります。

丸みのある歪みは、トランジスタ・アンプや通常のエフェクターの歪みとは一線を引くタイプで、しかもピッキングの強弱やギター側のボリュームで歪みを簡単にコントロール出来る優れものです。
歪み自体は粒が太めでばらけないタイプで、あまりエフェクターでは聴いた事がないですね。だから所謂〜系とは表現出来ません(^^;
まるで100wのブッティックアンプを鳴らしているかのように錯覚するほどの音ですよ♪

ただアンプはトランジスタ・チューブと選ばず小音量でも使えるFXですが、どうやらアンプのスピーカーだけはそうじゃないみたいですね(◎-◎;)
と言うのは、10インチ以下だとどうしても出力に負けてしまい低音がブーミーになりがちなんですよf(^ー^;
ですので、本来の音を楽しみたいなら12インチのスピーカーを使用する事をオススメします(*^_^*)


注意点として、説明書に【アンプやギターの使用状況によっては意図しないフィードバックが起こるのでご注意下さい】とあった事(-。-;)コレばっかりは相性があるので仕方ない事のかも知れませんが、シングルコイルで使用を考えている方はキチンと試奏してからの購入をお勧めします。


2010.03.05
EMMA / ReezaFRATzitzⅡ購入の為、売却済み

Providence / FINAL BOOSTER FBT-1

091028_081843.jpgProvidence / FINAL BOOSTER FBT-1はFree The Tone Custom製品版をレギュラー製品として発売されたFX。
しかし単なる廉価版としてではなく、ちゃんとON・OFF時に独自のVITALIZER回路を通るように設計されてます。

このVITALIZER回路の性能は素晴らしく、原音そのものからノイズだけを綺麗に取り除いてくれます。
しかもBOOSTを上げていっても、味付けをしないで音量だけが増えていくのも流石の一言。
ただこのFXの色が真っ白ではなく薄〜い紫色になっているのが象徴しているように、高音域にほんのちょっぴり味が出ます。それがかえってイイ効果を生んでいるようで気に入ってます(*^^)v

上記したようにOFF時でもVITALIZER回路を通過するので、ON時に全くツマミを上げない状態と同じ音量(=原音と同じ音量)と言う事になります。
ですので、当初目論んでいたバッファー・アンプとして使用する際はどちらでもかまわないという事になります(^^;

どうしようかと迷いましたが、後段にあるG-SYSTEMが入力時に最適化するように内部で音量を3デシベルほど上げているので、それを0にし、FINAL BOOSTER FBT-1を最適化するレベルまで上げて使用することにしました。
お陰でデジタルで底上げしてない分、音に暖かみが増した気がします(^◇^)

これは本来、名前の通りエフェクターの最後段で使用する目的で作られたものですが、最前段に使用しても充分に威力を発揮してくれる優れたFXですね(^_^)♪

EarthQuaker Devices / Black Eye clean boost

091028_082009.jpg最近やたら気になりだしたノイズを消し去りたいと共に、好みの音質に補正出来る上質なバッファアンプを探している時に見つけたFX。

Black Eye clean boostは所謂高級ブティックメーカーが良く使用しているMOSFETを使っているのにもかかわらず値段がそれよりも約1/3低く、かつ音質劣化がほとんどない優秀なエフェクターです。

殆ど味付けのないクリーンなブースターなのですが、若干音の周波数が低音よりに音が推移するのでその分音が骨太となり、ロック系やブルース、ジャズをやるには正に打って付け!

しかも内部にGAIN調整のトリマーが付いているので、音作りも幅広く対応しています。自分のアンプにあったGAIN値を見つけたら、後は前面のツマミを調整するだけ。

当初はバッファ・アンプとして使用をしてましたが、FINAL BOOST購入を切っ掛けにソロ用ブースターとして使うことになりました。
コイツはブースターの性質を理解した上で設定をしてあげると、思いっきり太く抜けの良いソロサウンドが作れますよ(´∀`)

コレのお陰で特に歪み系がより生き生きとしたハリ&艶のあるサウンドになるので、今では手放せない存在ですね♪


2010/04/20
機材入替の為、売却済み

初めて自作に手を出してみる / KURTZ D

090406_1905411.jpgいろいろと自作FXを作っている友人と話すうちになんだが自分でも作りたくなってしまったので、友人にディストーション系で簡単なヤツないかな?と聞いて教えてくれたのが、KRANKのFXでした。
一応自作歴としては10wのトランジスタアンプ(某ギター雑誌掲載分)を2台製作したくらいですので、一通りの機材と経験はしてます。

製作図とパーツは友人が用意してくれたので、あとはそれらを組み立てるだけなんでかなり簡単に出来上がりました♪

実際音を出してみると、やはりパーツが本物と若干違う為か出音は別物に(^^;
でもこれがケガの功名となり、小生には元々ソリッド過ぎたKRANKの歪みが良い具合にカラッとした感じになっており、結果5150のようなサウンドと相成りました(^o^)v

まあこれをもう一個作成したところで全く同じ音が出る物も製作する自信は全く無いし、出来ないだろうなぁ(-。-;

出来上がったものはケースが真っ黒で無骨すぎたので、嫁さんからシールをもらい可愛くデコレーションしちゃいました。
ついでにFXの名前も入れちゃえってことで“KURTZ D”と命名!

小生自身かなり納得したFxに仕上がったので、これからちょくちょく使っていきたいな。

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