昨年末修理した際にCRY BABYに変えていたんですが、先日発売されたWhole Lotta NEW LOVEの映像を見ていたら、TAK WAHを無性に使いたくなった為、元に戻すことにしました。
でも、修理した際にギアをちょっといじった為、久しぶりに使うとなにか変・・・
ってな訳でWAZA-AIRを活用しつつ、ギアの調整に30分・・・ようやくこれだ!と思える位置を見つけることが出来ました。
Mod.したCRY BABYも良かったけど、やっぱりBUDDA WAHを長年使用し続けただけあってか、TAK WAHがやはり使ってて気持ちいい!
熊本地震で塗装が剥げたりして使用感バリバリだけど、これからも無くてはならないエフェクターです。
購入後すぐにリアを57classicに換装して使用してきましたが、ここにきて当初から思い描いている音と出音と差異が激しくなってきたので、一度デフォのCustomBuckerに戻してみました。
見た目はほぼ変わらず、VOS仕様のため若干57classicより使い込んだ印象がUPしたかな?
肝心の出音ですがボディトップ材と相まって若干ドンシャリ気味だったのが、いい感じに中音域にピークが推移し、扱いやすくなりました。
以前所持していたBlackBurstは今思えば2重塗装になっていたのもあってか音にベールがかかった印象で、あんまりCustomBuckerの評価は良くなかったですが(バンド内での使用時)、今回は塗装もノーマルだし、ピックアップのカバーを取り外していたりと使用する状況が大きく変わったお陰もあり大分理想に近づいてはいます。
ただ現状ではE-Buckerの玲(2016年製 '58)、Tak BurstBuckerのTak Firebirdの音が素晴らしく良すぎるため、結構劣って聴こえるのが玉に瑕。
ちょっと出費がかさんでるので今はこのまま使用しつつ、どうしても満足できない場合はLiveBuckerやBurstBcker2 or 3の換装も視野に入れようかと思ってます。
以前から細かくモディファイを施しているSevrenですが、もう少し理想とする音に手が届かない・・・という歯がゆさを感じてます。
そこでバンド練習時に感じたモノを解消するために更に細かく手を加えました。
パッと見の変化としてはリアもカバーを外し、見た目が更にシックになりました。
後は薄々感じていた、このギターにコンデンサーで搭載している鵺(BIANCO)が合ってないんじゃないかという疑惑で、思い切ってVintage Bumblebeeに交換しちゃいました。
物は0.033で元々Victoryにつけていたもので、コチラもリアをLivebuckerからデフォのMagna Ⅱに戻した際にコチラのコンデンサーを同じくVintage Bumblebeeの0.047に付け替えた際にストックされたものです。
内部配線材も以前のModernなFreedom製からVintage WIREに変えたので、コンデンサーも見習ってVintageに思い切って変えました。
予想としてはちょっと高音域により過ぎるかな?と思っていたんですが、予想と反し意外とまとまりが良い素直な出音になりました。
カバーを外したことでピークが若干高音域に推移した訳ですが、これがボディーのアルダーと相まって低音から高音までバランスが良く、怪訝していた高音域の痛さはまったく感じません。
また、コンデンサーを変えたおかげで歪みの乗りが良くなり、弾いてて気持ちいい!
その後試してみたんですが、どうやらBIANCOに限って言えば若干歪みの乗りが悪くなるようです。元々ガンガン歪ませるタイプなら問題ないんでしょうが、小生みたいに細かく歪みを変化させて弾くタイプにはちょっと扱いにくくなる印象です。
NEROが逆に歪みやすくなるタイプなので、今後鵺を使用するときはこういった部分でも考えてチョイスして上げたほうが良いかもしれません。
購入して以来、ほぼ毎日楽しくて仕方がないWAZA-AIR。
特に良いのが、そのサウンドなんです。
当初あまり期待はしてなかった部分なんですが、調べてみるとKATANA AMPから継承したとの事でHELIXにまでは及ばないものの、かなりのクオリティ。アンプはClean、Crunch、Lead、Brownの4つあり、TREBLE、MID、BASS、GAIN、VOL、PRESENCEが調整可能です。
エフェクターも従来のBOSSそのものなんで、ちょっとした感動を覚えました。
特に歪み系が正にBOSSチックで、若かりし頃になかなか良い音が作れなかったのが苦い思い出なんですが、流石に30年近くギターをやっているとスッと自分のサウンドに持っていくことが出来るし、純粋な歪みだけならHELIXにも引けを取りません。
エフェクターは1ヶのブロックに2種設定でき、かつそれぞれに緑・赤・オレンジと同系統のエフェクターをセット出来ます。
で、これを3ヶのブロックを同時に使用できるので、アプリ上でその都度切り替えて使用すれば、かなり幅広く音作りが出来ますが、ぶっちゃけアプリの操作性は余り作り込まれておらず、しかも操作に癖があるのであんまりオススメしません。
やっぱりガチっとバッキングならバッキング用、ソロならソロ用と6個まで保存できるパッチに入れ込み、ヘッドホンのボタンで切り替えた方が素早く、かつストレス無く扱えます。
ですので、アプリを触るのは本当に音作りしてる時だけで、実際使用する時はヘッドホンの電源を入れて、トランスミッターを差すだけ(トランスミッターはプラグに抜き差しするだけでON/OFFします)。
ノイズサプレッサーは設定の一番最後にありとても効きが良いですが、WAZA-AIR自体殆ど気になるレベルのノイズが無いため、あんまり出番はないかもね。
気になるレイテンシーですが、全く感じないレベルで、ピッキングニュアンスもかなりのレベルで追従してくれます。
あと前出したとおりアンプは4種あるんですが、更にベースやアコギ用にダイレクトインが備わっており、文字通りベースやアコギにも使えるんですが、自分の手持ちのエフェクターを接続する時もこちらに設定することで、普段練習する時と同じ音で弾くことが可能です。
実際自分的にこの機能が一番嬉しかった!
まあ残念なのはジャイロセンサーかな?
面白いのは面白い試みで使用当初は感動すら覚えましたが、30分もしないうちに邪魔と感じてしまい全てのパッチで切ってあります。ちょっと敏感すぎるんですよね・・・
とまあ簡単ではありましたが、3日ほど使い込んだ中でのザックリとしたレビューでした。
まだまだ設定としては細かくあり、試してないエフェクターもたくさんあったり、元から用意してあるプリセットも色々あるので、まだまだ色んなことを試してみないとね。
遡って1ヶ月ほど前になりますが、改めてSevernのMod.を行いました。
今回行ったのは内部配線材の総取っ替えとフロントピックアップカバーの除去になります。
フロントカバーに付いては、タップした際の音を更にシャープにさせる目的です。ですので、リアカバーに付いては現状音に満足しているため、今回はそのままにしておきました。
内部配線材は前回入手したシールドワイヤーがかなり気に入ったので、同じ販売元からややストラト向きのヴィンテージワイヤーをチョイスしました。
http://tmd.muse.bindsite.jp/vwd21/111-ultra-2.html
今回もなかなかハンダの付きが難しく、行きつけの工房の田中さんには苦労をかけてしまいました・・・(いつも面倒くさい依頼ばかりで申し訳ないです)
ですが、苦労させた甲斐あってか、以前のFreedom製のカスタムワイヤーに比べ、より楽器的な音になってグッと好みに近づけることが出来ました。
タップさせた音も狙い通り切れのある、よりシャープな出音になり、理想とするオールラウンダーなギターになったと思います。