予定より早くL.R.Baggs / StagePro Anthemが届いたので、仕事の合間に早速取り付けてみました。
まずはTRU-MICの取り付けの前に、Breedloveはブリードラブ・ブリッジトラスという特殊な工法を取り入れている為、どこに取り付けようかネットで調べてみると偶然にブリードラブ・ブリッジトラスの調整記事を見つけたので先に行うことにしました。
どうも鳴りを良くする為にトップ材を極限まで薄くし、それが原因で起こるトップの膨らみを無くすための装置で、ネックのトラスロッドと似たような機構です。
これが緩んでくるとちょうど上部に埋め込まれたピエゾがその影響で最悪音が拾わなくなるようです。
メーカーも定期的なチェックを推奨しているようで購入後まだ一度も調整してなかったし、コレ幸いと調整させてもらいました。
意外と緩んでいたようで附属のレンチで軽く締めてやるとトップを叩いた音が締まった感じに変化したので、記事を偶然見つけられてラッキーでした♪
で、結局TRU-MICの取り付け位置はこのブリードラブ・ブリッジトラスの前がちょうどいい感じにスペースが空いていたのでそこに付けることに。
なんとかいい位置に収まってくれましたよ。
そしてこれがデフォのelementとの比較画像です。
見てのとおりプリアンプのサイズは全く一緒なので、前回書いたようにボディーに新たな加工は必要ありません。ザックリとした違いは裏側のピックアップ用のジャックくらいですね。
間違えないように動画を確認し1にピエゾ、2にTRU-MICをジャックイン。
ボディーにネジ止めしてあら方作業は完了。
最後にTRU-MICのケーブルを附属していたテープでボディー側面に固定して作業は完了しました。
見た目は以前と変わりませんが、ブリードラブ・ブリッジトラスの調整とTRU-MICとのMIX音が上手くマッチ出来るか今から楽しみでなりません。
まずは仕事終わってからじっくりと調整してみないとね。
先週末に約1年半ぶりにスタジオにC22CEを持ち込んだわけですが、どうもミキサーから出てくる音に納得できない!
それもそのはず前回は別のスタジオで貸し出してもらった良いDIを用いて練習を用いての練習だったんですが、今使用しているスタジオではDI貸し出しが無く、しょうがないっつうことで中古でパッシブのDIを約3000円で入手し音出しをした訳です。
まあぶっちゃけその程度では以前の環境に及ばずいい音がするわけが無く、安っぽい音にしかなりません。
また前回会場が音響がかなりしっかりしている会場だったのでC22CEに搭載されているL.R.Baggs / Stagepro Elementだけでも満足できた訳ですが、今回は商店街であるイベントの為あまり機材には期待できません。
だもんで、現状いい音が鳴ってないとイベント当日も同様な結果が予想されます。
そんな感じで悩んでるときに限ってデジマート見ちゃうんですよね。しかもいいなぁと思えるエレアコが見つかる見つかる。
結局3つ良いものをキープしちゃってるもんだから始末が悪いです。
今年は特にKingfishシグを買っちゃってる手前さすがにエレアコまで手を出すのは気が引けますが、悪魔の囁きが心を揺さぶってくるんですよ。
そんな事を3日ほど経て、ふとそれならL.R.Baggs / Stagepro Elementをアップグレードするだけでいいのではという考えが浮かんできました。
L.R.Baggs / Stagepro Elementはブリッジの下に取り付けたピエゾのみの音なのでどうしても語り弾きでは音が薄っぺらいんですよね。
だもんで、上位のL.R.Baggs / Stagepro ANTHEMに白羽の矢を立てました。
ANTHEMならピエゾやジャックの取り替えの必要はないし、TRU-MICはブリッジの裏面に貼り付けるのみだし、プリアンプもほぼ同サイズなのでほぼ加工の必要なしなので自分で取り替え可能。
これならピエゾとマイクをMIXさせることが出来ていい感じになると思われます。
まあ実際は取り付けてスタジオで鳴らしてみないと分からないけどね。
前は急げっつうことで既にポチったし、あとは上手く収まることを願うのみ。
一度火がつくと気が済むまでやってしまう質なので、当初の目的からかなり逸脱した形でサブボードが完成を迎えました。
スタジオで音出しした際もチューブアンプとの相性も良く、ディストーションもFriedmanのペダルで細かく調整が出来るようになったおかげで気持ちよく演奏できました。
オーバードライブも元々メインに入ってたSick-AsやOverhiveなので、メインと遜色ない音色を奏でてくれます。
まあ本当に細かいところを言うとキリが無くなるので割愛しますが、小型のボリュームペダルやワウペダルを導入したことで、色んな楽曲に対応できるボードに仕上がったと感じてます。
なによりHELIXも使いだして早6年だしデジタルという事もあり、いつ故障するかわからいのですが、これで何かトラブルが合っても自宅やバンドで支障をきたすこともなくなったのが大きいですね。
歪みに関しては相変わらず我が強く反映されましたが、その他の空間系やモジュレーション系などのFXにはそこまで強いこだわりがないため、MS-3でも十二分に満足できてます。
ただMS-3に関してもう少し理解して積める事ができれば、どちらかというとクランチ系に重きを置いているメインは自宅専用として専念できるようになるかもね。
3日のスタジオ練習に早速ですがKingfish Telecastorを持って行っていきました。
実は当日はその時ちょっとしたサプライズが。
なんと約7年間ほどベースを弾いていたSとスタジオでバッタリ遭遇!実際会うのは約5年ぶりともあって嬉しかったなぁ。
sは新しく手に入れたベースを試そうとスタジオに来たらしく、思わぬ邂逅でした。
さてバンドで合わせてみた感想ですが、Kingfish Telecastorは贔屓目に言って最高です♫
特に今回はいきものがかりのようVo、EG、AGという変則構成なのでセットリストもブルーズからバラード、POPと比較的歪みも大人しめな曲ばかりということもあり、それまでスタジオに持ち込んでいたTak FirebirdやVictory、Suhrと比べてもKingfish Telecastorの方が全ての曲調にマッチしてましたね。
まだManaとかAutergoを持ち出してないのであれですが、今回の為に入手したと言っても過言ではないくらい♪
これもKingfishが肝いりで作製したオリジナルのピックアップが大きいのかもしれません。
Kingfish本人も『僕は、様々なジャンルの音楽をプレイすることがとても大切だと考えているんだ。このギターは、ブルースからロックまでジャンルを問わず心地よさを与えてくれる、とても万能なギターなんだよ。オリジナルで作ったピックアップが搭載されているのもとても気に入っている。』と絶賛します。
デビュー当時からオリジナルのレスポールやテレキャスターデラックス、スターキャスターなどハムでの演奏を好んでいたKingfishなので今回のシグネチャーにもハムを搭載したのは頷けますが、Fenderなのにスターキャスターや(Fender製)テレキャスターデラックスに搭載されていた所謂KuNiFeのハムではなく、Gibsonが載せているAlNiCoをチョイスしたのは興味深いです。
まあ単純に考えてKuNiFeよりもAlNiCoを使用したほうが磁石の種類でキャラもある程度は選択できるので、上記の様々なジャンルの音楽をプレイするということを考えたときに使い勝手が良い磁石を選んだんでしょうね。
結果シグネチャーギターでありながら小生のようなプレイヤーにもそのままスッと何不自由なく受け入れられる懐の深いギターが完成したと思ってます。
しかもスタジオに持ち出したものは調整を施しただけで小生はかなり珍しくコンデンサーなどは全く手を入れず、ほぼ素の状態で持ち込んだにも関わらずこれだけ手の入れようがないと思えるほど完成度の高いギターなんですよ、奥様。
大体もうちょっとこうなればなぁなんて思いながら入手当初は弾くんですが、このギターに関しては全くそういったものが沸いてこないんですね。
ただ自分で調整を殆どしないプレイヤーは特にフロントの出力が6kしかないないし、弦高も高いままなのでメーカー出荷状態で弾くとスカスカのただ頼りないギターとしか感想が出ないかも知れませんね。
兎にも角にもこれだけ手にした瞬間興奮を隠せないギターに巡り会えた幸運でした!
というのも実は当初はVictory MVⅡを新たに購入しようと考えており、Reverbで目星をつけていたものがあったんですが、購入しようとしていた矢先にKingfishのシグネチャーが発売される事を知り、一気にKingfishに舵を切った次第です。
今思えばかなり大胆で思い切りましたが、バンドと合わせた印象からも上々だったと自負してます。